竈猫(へっついねこ)Blog#412

芋焼酎:竈猫の画像
芋焼酎:竈猫

焼酎名:竈猫(へっついねこ)

 度数:25度

原材料:紫優/黄金千貫(宮崎県産)、米麹(国産米)

  麹:白麹・黒麹

 蒸留:常圧

製造元:株式会社落合酒造場

 

 

◆【 焼酎について 】◆


「竈猫」は宮崎県宮崎市の芋焼酎。

宮崎県産地の黄金千貫を黒麹で醸した原酒と、紫優を白麹で醸した原酒をブレンドして造られている。

焼酎と竈猫についての説明が表ラベルと裏ラベルに書かれているので、以下に転載。


(表ラベルの説明を転載)

まだ台所が土間で竈だったころ火の落ちた竈は、ほこほこの天国…

中に入って灰まみれになったり、時には毛に焦げを作ったり、寒がりの猫は大のお気に入り…。

その愛嬌ある様を、“竈猫”と親しんだ…


(裏ラベルの説明を転載)

麹は国内産米による米麹。

減農薬、緑肥栽培の宮崎県産芋(紫優・黄金千貫)を使用し、伝承の三石和甕仕込み。

単式蒸留器による常圧蒸留、無濾過仕上げ。

緑肥栽培は、畑で作った植物性肥料で芋を育てる栽培方法です。

原料芋を生産する契約農家は、「エコファーマー認定」を取得しています。


このように書かれている。

原料から造りまで細部にこだわりが感じられる造りになっている。

ではでは、さっそく開栓して味わってみよう。


 

 

■香り■

芳ばしさと甘酸っぱさが混ざり合った香り。

 

■生■

華やかで程よい甘みとコクのある味。

 

ロック

引き締まった甘みと旨味のある華やかな味。

後味に独特の苦みがあるが良いアクセントになっている。

 

水割り

口当たりが良く、スッキリとした甘みのある味。

 

お湯割り

甘みが増して芋の旨味がしっかりと感じられる味。

温度が下がるにつれ、華やかな味わいが表れてくる。

 

 

◆【 感想 】◆ 

フルーティさと芋の甘みと香ばしさを兼ね備えた味わいの焼酎だった。

飲み方によって、それぞれ違った表情の味わいが楽しめる。

ワシとしてはロックとお湯割りが特に美味しかった。

ロックは引き締まった甘みと旨味のある華やかな味わいが楽しめた。

お湯割りは甘みが増して芋の旨味がしっかりと感じられる味わいが楽しめた。

お湯割りは、温度が高い間は黄金千貫らしさが現れ、冷めてくると紫優の華やかさが現れていた。

紫優と黄金千貫、二つの原料芋の特長が良く現れた面白い焼酎だな。

 

さてさて、この「竈猫」は随分前にANAの国際線ファーストクラスに採用された焼酎として話題になっていた。

今では特約店ではよく見かける庶民的な猫になった。

やっぱり、猫はアニメ・サザエさんのタマくらい庶民的なほうが親しみやすいからな。 

そんな国民的アニメのキャラクターのタマだが、ワシはずっとメスだと思っていた。

だが、今しがたオスだということを知った。

だから「タマ」だったのか…。 

けしからんアニメだ!

 

 

「エロファーマー認定」です。

 

 

 

【オススメの飲み方 】

   生:

 ロック:

 水割り:

お湯割り:

 

【総合評価】星5段階評価

  評価:★★★

 レア度:★★★☆

  芋度:★★☆

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長)