apple-rance（アップルランス）Blog＃398

焼酎名：apple-rance（あっぷるらんす）

　度数：27度

原材料：シロユタカ/コナイシン（鹿児島県産）、米麹（国産米）、米（国産）

　　麹：白麹

　蒸留：減圧

製造元：大海酒造協業組合

 

 

◆【 焼酎について】◆

「apple-rance」は鹿児島県鹿屋市の芋焼酎。

鹿児島県産のシロユタカとコナイシンを原料芋に白麹で醸されている。

焼酎についての説明が裏ラベルに書かれているので、以下に転載。

 

(裏ラベルの説明を転載)

apple-rance (アップルランス)

apple-rance香り豊かな焼酎へと移行している今、大海酒造から香り系の新しい芋焼酎の提案です。

2002年に始まる、秋田県横手市の浅舞酒造(株)

(天の戸、森谷康市杜氏)との交流から生まれた醪の低温発酵による香り高い焼酎、今回はその技術の上に、カプロン酸エチル系の酵母を使用し、減圧蒸留にて、リンゴや洋梨のような華やかな香り、「旨味」「甘味」を感じつつ「吟醸香」が味わえる、そんな焼酎に仕上がりました。

尚、一番旨味、吟醸香を感じるアルコール度数として27%としました。(杜氏:大牟禮良行)

芋：鹿児島県産大海酒造契約農家

米：国産米

 

このように書かれている。

流行りの香り系焼酎に日本酒蔵のエッセンスが加わった感じなのかな？

ではでは、さっそく味わって見よう！

 

 

 

■香り■

ほんのり甘くリンゴを思わせるフルーティな香り。

 

■生■

華やかで程よい甘みと旨味のある味。

後味にやや苦みがある。

 

■ロック■

程よい甘みと適度な旨みが感じられるフルーティな味。

後味にやや苦みがある。

 

■水割り■

ほんのり甘い透明感のある味。

スッキリとして後味にクセがない。

 

■お湯割り■

ちょっぴり甘みが増した華やかな味。

旨味や吟醸香も増して感じられる。

温度が少し下がった時にリンゴ感が増す。

 

■ソーダ割り■

甘みが増して旨みも充分に感じられるフルーティで爽快な味。

リンゴを思わせる香りと吟醸香も一層楽しめる。

 

 

 

◆【 感想】◆

フルーティで吟醸香が楽しめる華やかな味わいの焼酎だった。

ここまでピッタリ裏ラベルに説明書き通りの味だと思ったのは久しぶり。

ワシとしてはロックとソーダ割りが特に美味しかった。

ロックは程よい甘みと適度な旨味が感じられるフルーティな味が楽しめた。

ソーダ割りは甘みが増して旨味も十分に感じられるフルーティで爽快な味が楽しめた。

あまりにもフルーティなので、原料がサツマイモであることを忘れてしまいそうになる。

むしろ、本当はサツマイモは使っていないのじゃないかと疑ってしまうほど。

ワシは香り系の焼酎は、そこまで好まない方なのだが、「apple-rance」は結構好みの味だなぁ。

元々、果物のリンゴや梨が好物だからかな？

暑くなるこれからの時期にもピッタリだな！！

 

それにしても、焼酎名の「apple」の意味は容易に分かるが「rance」とは何ぞや？

気になったので検索してみた。

すると、Wikipediaにこう書かれていた。

『Rance』は、1989年から2018年までの間にアリスソフトから発売されていたアダルトゲームのシリーズ作品である。(Wikipedia)

なるほど、アダルトゲームのタイトルが由来なのね。

そう考えると、「apple」のほうは果物の『リンゴ』が由来ではない気がしてきた…。

もしかすると、かつてワシが愛読していた雑誌『アップル通信』が由来ではないだろうか！？

そうだ！

きっとそうに違いない！！

 

 

けしからん焼酎だな…。 

 

 

 

【オススメの飲み方 】 

　　　　生：○

　　ロック：◎

　　水割り：○

　お湯割り：○

ソーダ割り：◎

 

【総合評価】星５段階評価

　　　評価：★★★★

　　レア度：★★★☆

　　　芋度：☆

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)