天星試験製造酒2024ミチシズクｖｅｒ.（てんせいしけんせいぞう2024ミチシズク）Blog＃391

焼酎名：天星試験製造酒2024ミチシズクver.（てんせいしけんせいぞうしゅ2024みちしずく）

　度数：25度

原材料：ミチシズク（鹿児島県産）、米麹（国産米）

　　麹：黒麹

　蒸留：常圧

製造所：天星酒造株式会社

 

 

 

◆【 焼酎について 】◆

「天星試験製造酒2024ミチシズクver.」は鹿児島県曽於郡大崎町の芋焼酎。

原料に芋の病気に強い新品種「ミチシズク」を使用し、黒麹で醸されている。

焼酎についての説明がラベルに書かれているので、以下に転載。

 

（ラベルの説明を転載）

昨今、さつまいもの病気「基腐病」が蔓延し、コガネセンガン芋は深刻な供給不足の状況にあります。

その最中、彗星の如く現れたさつまいもが「ミチシズク」です。

病気に耐性が強く、コガネセンガンに近い酒質になると云われるこの芋を今期初めて使用したところ、

驚くほど素晴らしい酒質となりました。

天星の新機軸となりうる可能性を秘めたこの焼酎を、日頃ご愛飲頂いている皆様にいち早くお届けしたく、試験製造酒として緊急リリースします。

 

このように書かれている。

蔵元が自信をもって販売に踏み切った試験製造酒はどんな味だろうか？

ではでは、さっそく開栓！ 

 

 

 

■香り■

濃厚でしっとりとした甘い香り。

 

■生■

芋羊羹のような独特の甘みと旨みのある味。

後味にやや苦みがある。

 

■ロック■

上品で蜂蜜のような甘みと程よい旨みのある味。

後味にやや苦みがあるが良いアクセントになっている。

 

■水割り■

穏やかで上品な甘みのある味。

後味にやや苦みがある。

 

■お湯割り■

芋の甘みと旨みが一層引き立った香ばしい味。

 

 

 ◆【 感想 】◆

濃厚で上品な甘みと旨みが感じられる味わいだった。

しっかりとした濃い目の味わいながらも、後味は比較的スッキリしている。

ワシとしてはロックとお湯割りが特に美味しかった。

ロックは蜂蜜のような上品な甘みと程よい旨みのある味わいが楽しめた。

お湯割りは芋の甘みと旨みが一層引き立った香ばしい味わいが楽しめた。

たしかに新品種「ミチシズク」は、黄金千貫に近い味わいを持った芋だということが実感できた。

この試験製造酒が、今後どのような形で商品化されていくのか楽しみだな。

密かに情報収集しておこう！

 

それにしても、芋の病気である「基腐病」の影響は想像以上に深刻だな…。

そんな中、新たな品種の芋が開発され、その芋を使用した新たな焼酎が造られている。

全くをもって、芋焼酎の製造に関わる方々の苦労と努力には頭が下がる思いですね。

単なる呑兵衛のワシに唯一できることは、飲んで応援することだけ。

これからも飲みまくって芋焼酎の製造に関わる方々を応援しますよ！ 

 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　生：〇

　ロック：◎

　水割り：〇

お湯割り：〇

 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★★★☆

　レア度：★★★★☆

　　芋度：★★★★

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)