焼酎名:青木昆陽(あおきこんよう)
度数:27度
原材料:黄金千貫(国産)、米麹(タイ産米、国産米)、米(国産)
麹:白麹
蒸留:常圧
製造元:株式会社篠崎
◆【 焼酎について】◆
「青木昆陽」は福岡県朝倉市の芋焼酎。
国産の黄金千貫を原料に白麹で醸されている。
蒸留後、一定期間寝かせた芋焼酎原酒に米焼酎をブレンドして造られている。
焼酎についての説明が首掛けラベルに書かれているので、以下に転載。
(首掛けラベルの説明を転載)
青木昆陽
青木昆陽…江戸時代8代将軍徳川吉宗の時代、大飢饉が勃発。
青木昆陽は吉宗の命により、サツマイモ栽培に着手。
苦心惨憺ののち成功し、民衆を基金から救いました。
大隅半島の鹿屋地方はいまでもブナ、コナラなどの照葉樹林の原生林のなかにあり、落ち葉を集めてコガネ千貫の肥料としました。
原生林から流れ出す伏流水と米麹。
コガネ千貫を原料に、末垂れを早めにカットし、甘味豊かな本格焼酎としました。
生産地によって味に特長があるフランスのブランデーのような本格焼酎をつくりだしたいと思っています。
これはその第一弾です。
このように書かれている。
鹿児島県や宮崎県とは違った、福岡県ならではの芋焼酎を造りたいということなのかな?
福岡県民としては応援したいな!
ではでは、さっそく開栓。
■香り■
しっとりした甘い香り。
■生■
程よい甘みと旨みのある味。
後味に辛さと渋みがある。
■ロック■
引き締まった甘みのある。
後味はやや辛くキレが良い。
■水割り■
優しい甘みと程よいコクがある瑞々しい味。
後味はスッキリとしてキレが良い。
■お湯割り■
ふんわりとした優しい甘みのある味。
後味にやや辛さと渋みがあってキレが良い。
◆【 感想】◆
芋の風味と米焼酎由来の淡麗さが混ざりあったキレの良い焼酎だった。
アルコール度数はちょっぴり高めだが、整った味わいなので飲みやすい。
ワシとして水割りとお湯割りが特に美味しかった。
水割りは優しい甘みとコクのある瑞々しい味わいが楽しめた。
お湯割りはふんわりとした優しい甘みとキレの良さが楽しめた。
食中酒としてもオススメだが販売店が限られているのが難点。
流通量が少ないせいか、4合瓶で1848円(税込)という価格設定になっている。
蔵元のある福岡県朝倉市周辺では購入しやすいが、その他の地域の場合は少し購入しづらいかも。
そんな時は、オンラインショップでも購入可能。
福岡県の芋焼酎を飲んでみたい方にはオススメ!
ちなみに製造元の㈱篠崎では焼酎の他に日本酒や甘酒なども造っている。
2021年から新たにウイスキー、ワインの製造を始めるなど新事業を展開している。
でもやっぱり、㈱篠崎の商品の中で一番好んで買うのは「国菊あまざけ」という甘酒。
どこでも買えて、安くて美味しいので、昔からずっと愛飲している甘酒なのだ。
たまには健康を意識してノンアルコールの甘酒を飲むのもオススメ。
その後に健康を意識せず、焼酎を飲み始めるのが一番のオススメ。
【オススメの飲み方 】
生:○
ロック:○
水割り:◎
お湯割り:◎
【総合評価】星5段階評価
評価:★★★
レア度:★★★★
芋度:★★☆
(※★1点、☆0.5点)
※個人の感想です。
(レビューした人:会長)
コメントをお書きください