小鶴くろ（こづるくろ）Blog＃386

焼酎名：小鶴くろ（こづるくろ）

　度数：25度

原材料：黄金千貫（鹿児島県産）、米麹（国産米）

　　麹：黒麹

　蒸留：常圧

製造元：小正醸造株式会社

 

 

◆【焼酎について】◆

「小鶴くろ」は鹿児島県日置市の芋焼酎。

鹿児島県産の黄金千貫を原料に黒麹で醸されている。 

焼酎についての説明が裏ラベルにあるので、以下に転載。

 

（裏ラベルの説明を転載）

芋の香りがたまらない。

小鶴くろ

 

鹿児島産厳選の黄金千貫(さつまいも)とシラス台地に磨き抜かれた水。

当初より使用し続けてきた不変の素材がこの焼酎の魂である。

そして、頑固な魂に新たな息吹を吹き込むのが、決して妥協せずにたどり着くことのない究極の味への探求心。

目の前の至福の旨さにとどまらず、更なる試行錯誤を繰り返し、その製法は低圧芋蒸しへ。

さつまいもの香りをよりしっかり閉じ込め仕込む。

さらに新設された横型常圧蒸留器がうまみ成分を最大限に引き出し、香味は従来の「ほこほこ」から「ほっこほこ」へ。 

唸るほどの、旨い焼酎、ここに仕上がる。 

 

このように書かれている。

酒造会社のこだわりがしっかりと詰まっているのがよく分かる。

ではでは、さっそく開栓！

 

 

■香り■

ほんのり甘く芳ばしい香り。

 

■生■

優しい甘みと黒麹らしいコクのある味。

後味にやや辛さがある。

 

■ロック■

スッキリとしたシャープな甘みと渋みのある味。

 

■水割り■

程よいコクとほのかな甘みがある味。

透明感があり水のようにスイスイ飲める軽やかさ。

 

■お湯割り■

甘みが増して程良く芋の風味が引き出された味。

やや苦みがあるが良いアクセントになっている。

 

 

 

 ◆【感想】◆

黒麹らしいコクが程よく出たミドルタイプ味わいの焼酎だった。

濃すぎず薄すぎない、丁度良い黒麹のコクが飲み飽きない。

ワシとしては水割りとお湯割りが特に美味しかった。

水割りは程よいコクとほのかな甘みがあり、水のようにスイスイと飲める。

お湯割りは適度に甘みが増して芋の風味が引き出された味わいが楽しめた。

とにかく飲みやすいタイプの黒麹仕込み焼酎。

食事との相性も良いため、食中酒として楽しむのにも適していると思う。

価格は良心的で、コンビニでも広く販売されているほどのメジャーな銘柄。

なので、幅広い層に受け入れられている味わいなんだろうな。

昔ながらの居酒屋でワイワイと語らいながら飲みたくなるような１本だな。

 

さてさて、黒麹版も大衆的な味わいで親しみやすいなぁ。

白麹の「さつま小鶴」が優等生（メガネ装備）だとするならば、黒麹の「小鶴くろ」は優等生（メガネ無し）かな。 

上記２名の生徒は、偏差値50くらいの学校に通っています。

 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　　生：○

　　ロック：○

　　水割り：◎

　お湯割り：◎ 

 

【総合評価】星５段階評価

　　　評価：★★★

　　レア度：★

　　　芋度：★★☆

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)