トコロテン(ところてん)Blog#359

芋焼酎:トコロテンの画像
芋焼酎:トコロテン

焼酎名:トコロテン(ところてん)

 度数:22度

原材料:黄金千貫、ベニハルカ(鹿児島県産)・米麹(タイ米、国産米

  麹:白麹、黒麹

 蒸留:常圧

製造元:神酒造株式会社

 

 

◆【焼酎について】◆

「トコロテン」は鹿児島県出水市の芋焼酎。

全国の地酒酒販店で構成された「脱藩黒蝶統(略して、黒あげはの会)」の会のPB商品。

以下のタイプが異なる3つの原酒をブレンドして作られている。

 

①黄金千貫を白麹仕込んだ原酒。

②ベニハルカを黒麹で仕込んだ原酒。

③全量米麹の焼酎原酒。

 

アルコール度数は22度とやや低めに設定した夏焼酎。

個性的な焼酎名は、夏の定番食材「トコロテン」にちなんで付けられている。

ラベル等に焼酎についての説明は特に書かれていないが、封緘シールに「sweetいも」と書かれている。

なので、きっと甘みのある味わいなのだろうと思う。 

とにかく飲んでみよう!

 

 

 

■香り

上品で甘い蜜のような香り。 

 

まろやかで甘みの強い味。

旨味もしっかりあり、飲みごたえがある。

 

ロック

甘みが増して、芋のコクがしっかりと感じられる味。

後味は比較的スッキリとしている。 

 

■水割り

優しい甘みと穏やかなコクがある味。

後味は非常にスッキリとしていてスーッと消えていく。

 

■お湯割り

ほんのり甘く穏やかな旨みのある味。

上品な芋のコクがじんわりと広がる。

 

■ソーダ割り

程よい甘みと弾けるような爽快な味。

芋らしいコクをしっかり保っていて美味しい。

 

 

 

◆【感想】◆

程よい甘みとコクがある上品な味わいの焼酎だった。

やや低めのアルコール度数ながら、芋のコクがしっかりとしていた。

ワシとしては、ロックとソーダ割りが特に美味しかった。

ロックは適度な甘みとコクが楽しめた。

ソーダ割りはスッキリとした甘みと爽快感溢れる味わいが楽しめた。

芋焼酎初心者から飲み慣れた方まで、幅広い層に好まれる味わいではないかな。

アルコール度数が低いせいか、スイスイ飲めてあっという間に空になってしまった。

なかなか美味しかったので、また機会があれば飲みたいな!

…とは言っても、2023年限定と書かれているので、来年以降は発売されないかもしれないな。

 

それにしても、焼酎名を「トコロテン」にするなんて発想がとても斬新。

「トコロテン」と言えば夏を代表する食材だが、それを焼酎名にしてしまうなんて!

ちなみに、この「トコロテン」という名称についてだが、もう1つ食材以外で使われているのを知っている。

それはケツ穴から前立腺を刺激して、男の“白い液体”をドロドロと押し出すお下劣な遊び。

このお下劣な遊びを一部のマニア達の間では「トコロテン」と呼んでいるそうだ。

こっちの「トコロテン」は品性のかけらもない呼称。

もし、焼酎名の由来がこっちの「トコロテン」だったらどうしよう…。

それはそれでちょっと面白い気がするけど、お下劣すぎるのでやめてほしい。

是非、焼酎名の由来は夏を代表する食材の「トコロテン」であってほしい。

ワシはそっちの説を推すよ。

「トコロテン」だけに (´Д`)

 

さてさて、先日福岡PayPayドームで開催された「本格焼酎・泡盛とうまいもん祭2023」に行ってきた。

全国の蔵元のお酒を試飲したり、美味しい食べ物を食べたりと楽しい1日だった。

会場には、この「トコロテン」の製造元である神酒造さんも出店されていた。

試飲がてら、念のため焼酎「トコロテン」の由来について尋ねてみた。

すると、やはり当然のことながら、夏を代表する食材「トコロテン」が焼酎名の由来だった。

「トコロテン」のようにスルスルと喉を通る喉ごしということから銘々されたとのこと。

蔵元の方に下ネタ由来説についても尋ねてみたが、めちゃくちゃ困惑されていたw

大変失礼しましたm(_ _)m

 

 

 

 

【オススメの飲み方 】

    生:

  ロック:

  水割り:

 お湯割り:

ソーダ割り:     

 

【総合評価】星5段階評価

   評価:★★★★

  レア度:★★★★★

   芋度:★★★

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長)