薩摩古秘（さつまこひ）Blog＃352

焼酎名：薩摩古秘（さつまこひ）　

　度数：25度

原材料：黄金千貫（九州産）・米こうじ（国産）　　

　　麹：黒麹　

　蒸留：常圧

製造元：雲海酒造株式会社　出水蔵

 

　　　

◆【焼酎について】◆

「薩摩古秘」は鹿児島県出水市の焼酎。

焼酎製造メーカー大手の雲海酒造の出水市にある出水蔵で造られている。

北薩の名峰と呼ばれる紫尻山系の名水を仕込み水に使用し、黒麹で仕込まれた、かめ貯蔵焼酎。

裏ラベル等はなく、たすき掛けされた瓶の首部から読み取れる僅かな情報が書いてある。

それは「黒麹」、「かめ貯蔵」という点のみ。

とにかく飲んでみてほしいというタイプの焼酎なのかな？

そんなわけで、飲んでいきたいと思いまーす。

 

 

■香り■

甘く香ばしい上品な芋の香り。　

 

■生■

まろやかで濃厚な甘みとコクのある味。

 

■ロック■

まろやかで甘みとほろ苦い香ばしい洗練された味。

後からじんわりと芋の旨みが広がる。

 

■水割り■

スッキリとした甘みと、ほろ苦さのバランスがよい。

 

■お湯割り■

芋本来の甘みと旨みの活きた味。

主張し過ぎない素材の良さが出ている。

 

 

◆【感想】◆

まろやかで洗練された味わいの焼酎だった。

バランスの取れた味で、どの飲み方でも美味しい。

ワシとしては、ロックが特に美味しかった。

適度な甘みとコクがあり、じんわりと広がる芋の旨味が後を引く美味しさだった。

まろやかさと上品さも兼ね備えているので、芋焼酎を飲み慣れていない方にもオススメできる味わいだな。

 

この焼酎の存在自体は以前から知ってはいなのだが、何故かいつもスルーしていた。

価格も1150円くらいなので、特別高過ぎるわけでもないのに何故スルーしていたのだろうか…。

きっと、何か理由があるはずだ。

そんなわけで、その理由についてちょっと考えてみた。

少し考えてみたところ、その理由はごく単純なことだった。

それは近所の24時間営業のスーパーでいつでも買えたこと。

ただそれだけ。

無意識のうちに、いつでも買える焼酎は敬遠してしまっているようだ。

そんな簡単な理由で素通りしてしまっている美味しい焼酎が他にも身近にあったりもするのかもしれないな。

今度から近所のスーパーであってもじっくり商品を見てみよう。

スーパーで買える焼酎でもよく見てみると、まだ飲んだことのない焼酎も意外とあったりするかもしれない。

そんな小さな期待を寄せながら買い物でもしてみようかな。

      

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　　生：〇

　　ロック：◎

　　水割り：〇

　お湯割り：〇

　　 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★★

　レア度：☆

　　芋度：★★☆

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)