伝須木黒麹仕込み(でんすきくろこうじしこみ)Blog#350

芋焼酎:伝須木黒麹仕込み すき酒造
芋焼酎:伝須木黒麹仕込み

焼酎名:伝須木黒麹仕込み(でんすきくろこうじしこみ)

 度数:25度

原材料:黄金千貫(南九州産)、米麹(国産米)

  麹:黒麹

 蒸留:常圧

製造元:すき酒造株式会社

 

 

◆【焼酎について】◆

「伝須木黒麹仕込み」は宮崎県小林市の芋焼酎。

南九州産の黄金千貫を原料に黒麹で醸されている。

麹米には地元産のコシヒカリを使用し、仕込み水は九州山脈の伏流水を使用して造られている。

焼酎についての説明が裏ラベルにあるので、以下に転載。

 

(裏ラベルの説明を転載)

本格焼酎

「伝」

技を伝え、酔いを伝え、心に伝え、味を伝え、年(とき)を伝え、始まりを伝える。

「伝須木黒麹仕込み」

焼酎造りを受継いできた当蔵に、黒瀬杜氏達の技を受継いだ杜氏が、新しい造りにおける技術の真髄を蔵に取り入れました。

帯で直ぐに変わる事はなく、長期に渡り、仕込み毎、またその都度手を加え、時を経て黒麹の持つ良さ、「甘味の強さ・濃厚な芋の風味・喉ごしの旨味」を引き出した芋焼酎に造り上げました。

原料にもこだわり「地元産ヒノヒカリ米」の麹を百年の時を越えた「和甕」で醸し、芋は「南九州産の黄金千貫」、仕込み水は「九州山脈の伏流水」で仕込みました。

当蔵の思い描いた焼酎へのこだわりを尽くした「伝」が、今ここから始まります。

 

このように書かれている。

伝統と革新の製法がもたらす味わいはどんなものだろうか? 

ではでは、さっそく開栓して飲み比べてみよう!

 

 

■香り■

甘く香ばしい奥深い香り。 

 

■生

しっかりとした甘みとコクのある味。

 

■ロック

適度な甘みとコクのある味。

後味に渋みがありキレが良い。

 

■水割り

まろやかで優しい甘みのある味。 

 

■お湯割り

甘みが引き立った香ばしいさのある味。

後味にやや渋みがある。 

 

 

 

◆【感想】◆ 

どっしりとして程よい甘みのある焼酎だった。

まろやかで喉ごしの良くて飲みやすい。

比較的飲みやすいタイプだが、味わいには深みがある。

ワシとしてはロックとお湯割りが特に美味しかった。

ロックは適度な甘みとコク、キレの良さが楽しめた。

お湯割りは甘みが引き立った香ばしい味わいが楽しめた。

飲みやすいので、幅広い層に好まれるタイプではないかな?

合わせる料理も幅も広いように感じるので、活躍するシーンは多いそうだな。

 

さてさて、今回は「黒麹仕込み」と「白麹仕込み」を飲み比べた。

どちらもそれぞれ違った美味しさがあって楽しめた。

同じ銘柄の「白麹」と「黒麹」が揃った時の密かな楽しみもやってみた。

その密かな楽しみとは、2つ焼酎をブレンドすること。

いつものように5:5でブレンドして少し寝かせて飲んでみた。

味わってみると「黒麹」と「白麹」それぞれの特長が生きていて美味しかったな。

これは邪道な飲み方かな?

 

ちなみに製造元である、すき酒造さんは芋焼酎「山猪」で焼酎を別の焼酎で割る飲み方を『二段割り』として推奨している。

なので、邪道な飲み方ではないだろう…。

知らんけど。(´・ω・`)

 

 

 

 

【オススメの飲み方 】 

   生:

 ロック:

 水割り:

お湯割り: 

 

【総合評価】星5段階評価

  評価:★★★

 レア度:★★★☆

  芋度:★★★☆

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長)

 

 

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コメント: 2
  • #1

    (火曜日, 06 6月 2023 22:57)

    二段割りという飲み方があるんですね。
    焼酎を焼酎で割るなんてのは邪道のように思えますが、考え方を変えればブレンドするということですね。
    いつか試してみたいですね。

  • #2

    会長 (火曜日, 06 6月 2023 23:30)

    城 様

    コメントありがとうございます。
    『二段割り』はすき酒造さんの造語らしいですが、面白い飲み方ですね。
    仰るようにブレンドですね。
    自分好みの味が作り出せれば、自分だけの秘密の味みたいでいいですね!