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池の露キリシマムツキ(いけのつゆきりしまむつき)Blog#347

芋焼酎:池の露キリシマムツキの画像
芋焼酎:池の露キリシマムツキ

焼酎名:池の露キリシマムツキ(いけのつゆきりしまむつき)

 度数:25度

原材料:キリシマムツキ(宮崎県産)・米麹(国産米)

  麹:白麹

 蒸留:常圧

製造所:合名会社天草酒造

 

 

 

◆【 焼酎について 】◆

「池の露キリシマムツキ」は熊本県天草市の芋焼酎。

創業1899年(明治32年)の合名会社天草酒造で造られている。

芋の品種による味の違いを楽しめるよう造られている「芋の品種別シリーズ」の1つ。

この焼酎に使われている原料芋は「キリシマムツ」で同シリーズには共通して白麹で仕込まれている。

「キリシマムツキ」を栽培・生産しているの令和5年4月時点では宮崎県の農家さん一軒のみとのこと。

期間数量限定で特約店のみで販売されている。

焼酎についての説明が裏ラベルに少しだけ書かれているので、以下に転載。

 

(裏ラベルの説明を転載)

芋焼酎は、原料による味わいの違いが顕著に表れます。

私共の蔵では、芋の特徴を最大限表現できるよう取り組んでおります。

芋が持つ個性を楽しんで頂ければ幸いです。

 

このように書かれている。

楽しみが後に続くシリーズ物にまた手を出してしまいましたよ。 

では、さっそく開栓。 

 

 

 

香り■

柑橘を思わせる甘く優しい香り。

 

■生■

甘みと旨みのバランスが取れた上品な味。

 

■ロック■

上品で甘みが強くコクのある味。

後味は比較的スッキリとしている。

 

■水割り■

ほんのり甘くスッキリとした爽やかな味。

 

■お湯割り■

ほんのり甘みを感じた後に苦みを強く感じる味。

 

 

 

      

◆【 感想 】◆

上品で甘みの強い味わいの焼酎だった。

ちょっぴりフルーティで後味は比較的スッキリ系。

ワシとしてはロックが特に美味しかった。

ロックは甘みが増してコクも感じられる上品な味わいが楽しめた。

飲んだ後に舌に残る粉っぽいような独特の後味がある。

もしかして、これは原料芋の「キリシマムツキ」の特徴なのかな??

この上品で甘みのある味は万人ウケするタイプではないか思う。

芋臭さもあまりないので、幅広い料理にも合いそう。

それに女性にもオススメできるようなスタイリッシュな味。

飲みやすいのでグイグイと飲めてしまう罪な奴。

恋する夏は去く太陽は罪な奴。

 

思わずサザンオールスターズの懐メロが出てしまった。

そういえば、他の酒造会社の商品で「真夏の果実」という芋焼酎があったのを思い出した。

最近は全く見かけなくなったのだが、生産が終わったのだろうか?

内容量が少なめでエモい感じラベルだったかな。

どなたか詳細をご存知ないですか?

 

 

 

  

【オススメの飲み方 】

   生:

 ロック:

 水割り:

お湯割り:  

 

【総合評価】星5段階評価

  評価:★★★

 レア度:★★★★

  芋度:★★☆

 

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長)

   

                            

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    タキ (水曜日, 24 5月 2023 23:37)

    「真夏の果実」は以前、黄金酒造が造っていた焼酎ですね。
    たしか今は造られていないと思います。
    製造元だった黄金酒造は10年ほど前に経営難に陥り、現在はアットスター株式会社黄金酒蔵として復活しているようです。

  • #2

    会長 (木曜日, 25 5月 2023 06:08)

    タキ 様

    コメントありがとうございます。
    見かけないと思ったら、そんな事情があったんですね。
    焼酎ブームが去った後は、経営が難しくなった酒造会社さんが多かったみたいですね。
    またブームが到来して業界が活性化することを願います!