池の露安納芋（いけのつゆあんのういも）Blog＃343

焼酎名：池の露安納芋（いけのつゆあんのういも）

　度数：25度

原材料：安生芋（国産）・米麹（国産米）

　蒸留：常圧

製造所：合名会社天草酒造

 

 

 

◆【 焼酎について 】◆

「池の露安納芋」は熊本県天草市の芋焼酎。

創業1899年（明治32年）の合名会社天草酒造で造られている。

芋の品種による味の違いを楽しめるよう造られている「芋の品種別シリーズ」の１つ。

この焼酎に使われている原料芋は「紅はるか」で同シリーズには共通して白麹で仕込まれている。

期間数量限定で特約店のみで販売されている。

焼酎についての説明が裏ラベルに少しだけ書かれているので、以下に転載。

 

(裏ラベルの説明を転載)

芋焼酎は、原料による味わいの違いが顕著に表れます。

私共の蔵では、芋の特徴を最大限表現できるよう取り組んでおります。

芋が持つ個性を楽しんで頂ければ幸いです。

 

このように書かれている。

また、このシリーズに手を出してしまいましたよ。 

では、さっそく開栓。

 

 

 

 

■香り■ 

ほのかに甘く上品な香り。

 

■生■

まろやかで上品な甘味のある味。 

後味はやや辛い。

 

■ロック■

まろやかで甘みのある味。 

アルコール感のない優しい味わい。

 

■水割り■

スッキリとした味わいだが芋の甘みを充分に残している。

 

■お湯割り■

甘みと旨みが程よく引き出された優しい味。 

後味にはやや渋みがある。

 

 

 

      

◆【 感想 】◆

穏やかで上品な甘みのある焼酎だった。

全体な味わいはやや控えめな印象。

だが、それ故に飲みやすさが際立つ。

芋焼酎に少し馴れてきたくらいの方に好まれそうな味かな。

ワシとしてはロックとお湯割りが特に美味しかった。

ロックはアルコール感のないまろやかで甘み味で美味しい。

お湯割りは芋の甘みと旨みが適度に引き出された優しい味わいが後を引く。

強いインパクトは無いが万人ウケする安定した美味しさが魅力の焼酎かな。

個人的にはもう少し個性があっても良いかと思った。

だが飲みやすいので、あっという間に飲み干してしまいそうだ。

盃が進むのは美味しい証拠なのだろうな！

 

それにしても、この「芋の品質別シリーズ」は味の違いが楽しめていいな。

次回もワシを楽しく酔わせてくれることに期待しよう。

天草酒造さんの焼酎は販売店が限られているだけに付加価値が付いているよう思うな。

そんな「限定品」的な要素にちょっと弱いワシは典型的なニッポンジン。

最近、天草酒造さんは限定的な焼酎を以前よりも出すようになった気がする。

こまめにチェックしておかなければ、いつの間にか新商品が出て予約で完売していたなんてこともある。

新しい酵母や珍しい芋を使用して造った焼酎なんかはホンマにアンビリーバブルや！  

買えなくてモヤモヤしないよう要チェックや！

 

 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　生：〇

　ロック：◎

　水割り：〇

お湯割り：◎

 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★★

　レア度：★★★★

　　芋度：★★★

 

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)