まーらん舟（まーらんせん）Blog＃340

焼酎名：まーらん舟（まーらんせん）

　度数：25度

原材料：黒糖（徳之島産）、米こうじ（国産米）

　　麹：黒麹

　蒸留：常圧

製造元：有限会社富田酒造場

 

 

◆【焼酎について】◆

「まーらん舟」は鹿児島県奄美市の焼酎。

創業1951年（昭和26年）の富田酒造場が造る黒糖焼酎。

一次仕込み、二次仕込みともに甕で仕込まれている。

原料には日本一の黒砂糖といわれる徳之島産の「徳南製糖の黒砂糖・純黒糖」が使用されている。

徳南精糖の純黒糖は、季節限定の製造に加えて大部分が業務用として使用されているため、一般流通量が非常に少ない。

そのため、「幻の黒砂糖」ともいわれている。

裏ラベルに焼酎についての説明は特にないが、表ラベルには以下のように書かれている。

 

（表ラベルの謳い文句を転載）

島のトロ味のある黒糖と国産米で造りました。

トロ味のあるなつかしい焼酎ができました。

 

このように書かれている。

シンプルな説明だが、飲み手をわくわくさせるような内容となっている。

ではでは、さっそく開栓して味わってみよう。

 

 

■香り■

甘く上品で奥行きのある香り。

 

■生■

上品な甘みと旨みのある味。

後味にやや苦味がある。

 

■ロック■

締まりのある甘みとコクのある味。

後味は少し苦みと辛さが残る。

 

■水割り■

優しい甘みがありスッキリとした味。

 

■お湯割り■

ほんのり甘く、ふくよかでコクのある味。

 

 

 

◆【感想】◆

上品な甘さとしっかりしたコクが感じられる味わいの焼酎だった。

口当たりもまろやかで飲みやすい。

上品な甘みと適度な苦みの調和が取れていて美味しい。

焼酎を飲みなれていない方でも美味しく飲める味わいではないかと思う。

むしろ、人によっては黒糖焼酎にハマるきっかけの焼酎になるかもしれない。

ワシとしては、生とロックが特に美味しかった。

生は上品な甘みと旨味、程よい苦味の後味が楽しめた。

ロックは締まりのある甘みとコクが楽しめた。

全体的にバランスが良く、水割りやお湯割りも充分な美味しかった。

季節や気分次第で飲み分けると一層楽しめそうだな。

 

さてさて、この「まーらん舟」は以前から知ってはいたが、なんとなく購入には至らなかった。

理由は、ワシがある特定の人から呼ばれる愛称に似ているので敬遠していた。

でも、今回飲んでみて何故もっと早く買わなかったのだろう…とちょっぴり後悔した。

いつかまた購入したいと思える１本だな！

 

ちなみに、「まーらん舟」とは、17世紀頃に東南アジアや中国、沖縄、奄美などを駆け巡っていた貿易船のことだそうだ。

その貿易船「まーらん船(馬鑑船)」が、この焼酎名の由来となっている。

実は、ワシの股間にも「まーらん船（魔羅船)」が１艘ある。

若かりし頃は各地を航海し、人々と「外交」したりもしていた。

しかし、現在は「沈没」状態。

いや…

「沈没」というよりも「チンポツ」…。

ぶら下げてるだけですよ。

 

 

 

 

╰⋃╯｛こんにちわ！まーらん船です！）

 

 

 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　生：◎

　ロック：◎

　水割り：〇

お湯割り：〇

 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★★★☆

　レア度：★★★★

　黒糖度：★★★★

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)