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清里原酒(きよさとげんしゅ)Blog#335

芋焼酎:清里〈原酒〉の画像
芋焼酎:清里〈原酒〉

焼酎名:清里〈原酒〉(きよさとげんしゅ)

 度数:44度

原材料:じゃがいも・大麦麹

  麹:白麹

 蒸留:常圧

製造所:清里焼酎蒸留所

 

 

 

◆【 焼酎について 】◆

「清里〈原酒〉」は北海道斜里郡清里町の芋焼酎。

芋焼酎とはいっても「じゃがいも」を原料に造られるている。

じゃがいもを原料にした芋焼酎としては日本で初めに造られたことでも知られる。

焼酎についての説明が箱に記載されていたので、以下に転載。

 

(箱と裏ラベルの説明書きを転載)

⚫箱の説明書き

世界に愛されるクオリティを 

北緯44度、知床半島の麓に位置する北海道清里町。

1975年、日本最初のじゃがいも焼酎は、この地で町自らの手によって誕生しました。

そして時を経た2014年、じゃがいも焼酎は、「豊かな風土息づく清里町を、世界に誇れる農業の町として示そう」この志を体現する存在であるために、コンセプト・デザインなどすべてを刷新。

「北海道 清里」として生まれ変わりました。

世界へ自信を持って送り出せるクオリティに磨き上げた町渾身の逸品、ぜひご体感ください。

 

⚫裏ラベルの説明書き

じゃがいも焼酎 北海道 清里

「じゃがいも焼酎の真髄」

北海道清里町の発明、そして誇り「じゃがいも焼酎」。

何も足さない原酒ゆえに味わえる、ずっしり濃厚なコクと甘み、じゃがいものイメージを覆す芳醇な香りを堪能ください。

 

このように書かれている。

町おこしのため、町自らの手によって造られていることに熱い想いを感じる。

さぁ、さっそく味わってみよう。

 

 

香り■

じゃがいもの香りがしっかりあるものの、主張し過ぎない品のある香り。

 

■生■

濃厚でじゃがいもの旨みがしっかりと感じられる味。

舌触りはトロリとしており、高濃度のアルコール感がある。

 

■ロック■

ほんのり甘く、ずっしりとしたコクのある味。

後味に独特の土っぽい苦味がある。 

 

■水割り■

甘みが増して適度なコクがあり飲みやすい。

清涼感があり、じゃがいもの旨みも充分感じられる。

 

■お湯割り■

ほんのり甘く独特の苦味のある味。

 

■ソーダ割り■

ほんのり甘く苦味のある独特な味。

 

 

 

 

 ◆【 感想 】◆

じゃがいもの旨みが凝縮された独特の味わいの焼酎だった。

独特の土っぽい香りとジャガイモの千切り炒めにも似た爽やかで個性的な味が印象的。

「芋」を原料に使った焼酎であっても、ジャガイモとサツマイモでは全く別物。

ジャガイモ焼酎はサッパリした甘みとコクがあり、特有の清涼感がある。

飲み始めは慣れない味に驚いたが、飲めば飲むほど引き寄せられる不思議な味。

ワシとしてはロックと水割りが特に美味しかった。

ロックは、ほんのり甘くずっしりとしたコクが楽しめる。

水割りは、適度な甘みと清涼感があり、じゃがいものコクも充分に感じられる。

たまにはこういった個性的なタイプの焼酎を飲むのも面白いな。

じゃがいもを原料とした焼酎としては濃厚な味わいであっても、主張が強い訳ではない。

なので、イカや貝柱の刺身などとの相性は悪くない。

単純にワシがイカと貝柱の刺身が好きなだけ説も否定は出来ないけど。

 

それにしても、この焼酎を飲みながら、どこか懐かしい感じがしていた。

そう思い調べてみたら、やっぱり飲んだことがあった!

20年位前に、幼馴染みの友達が北海道で仕事をしていた頃に貰ったお土産と同じものだった。

だが、当時の商品名は「北緯44度」で大きな徳利に入ったものだった。

なので、中身が同じ焼酎だとは気付かなかった。

どうやら、2014年にリニューアルされて商品名が「清里」に変わり、容器もスタイリッシュになったようだ。

今回の「清里〈原酒〉」は北海道出身の嫁を持つ友人からの頂き物。

なんだか、この焼酎は「頂き物」としてのご縁があるみたいだな。

まぁ、何よりも友達たちとのご縁に感謝だな!

 

 

 

 

 

オススメの飲み方 】

    生:

  ロック:

  水割り:

 お湯割り:

 

【総合評価】星5段階評価

   評価:★★★★

  レア度:★★★★

ジャガ芋度:★★★★★

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長)