千刻蔵の隠し玉（せんこくぐらのかくしだま）Blog＃327

焼酎名：千刻蔵の隠し玉（せんこくぐらのかくしだま）

　度数：25度

原材料：黄金千貫(国産)・米麹（国産米）

　　麹：黒麹

　蒸留：常圧

製造元：若潮酒造株式会社

 

 

◆【焼酎について】◆

「千刻蔵の隠し玉」は鹿児島県志布志市の芋焼酎。

鹿児島県鹿屋市の酒店が中心となって造られたPB商品。

原料芋に金時芋、麹には酒米のレイホウがを使用して造られている。

焼酎についてのこだわりが裏ラベルに書かれているので、以下に転載。

 

（裏ラベルの説明を転載）

～門外不出の芋の秘酒～　隠し玉

　芋、米麹、そして天然水。ご存知、芋焼酎はたいへんシンプルな材料だけで造られます。

シンプルですが、たくさんの香味が奏でられます。

　1968年に若潮酒造は誕生しました。

こだわりの原料を用いて、芋焼酎をとことん追い求めたのが「隠し玉」です。

「千刻蔵」で伝統的かつ懐古的な芋焼酎づくりはすべて手造り。

（①手造りによる麹づくり、②一次仕込・二次仕込ともにカメ壷仕込み、③木樽蒸留、④カメ壷熟成）

　ほんとうに旨い芋焼酎を造ろうと百試千改。試行錯誤が繰り返されました。

どの芋を使おうか、どの麹がよいかなぁ、どの酵母がよいだろうか、どの品種の酒米がよいだろうか…。

　試行錯誤の末に、選び抜いた芋（金時）と酒米（レイホウ）を、絶妙なバランスで混ぜ合わせて仕込めば、

絶妙な香味を持つ焼酎が生れることを知りました。

　香り、旨み、味わい、余韻など、南国の風土が培ってきた独特のおいしさとバランス。

その一つひとつが「隠し玉」のなかに凝縮されています。

どれひとつ変えてもそのおいしさは造れないのですから不思議といえば不思議です。

「あっ、旨い」という感動を伝えたいという想い。

 

一雫一雫に魂を込めて焼酎を仕込んだ酒が「隠し玉」です。

 

このように書いてある。

非常に熱い想いが込められた焼酎であることが文面からうかがえる。

では、さっそく蔵人と酒屋さん達の熱意を味わってみましょうかね。

 

 

■香り■

甘く香ばしい、やや酸味を帯びた香り。

 

■生■

まろやかでじんわりと芋の旨みが広がる品のある味。

 

■ロック■

まろやかで程よい芋の甘みと旨みが感じられる繊細な味。

 

■水割り■

スッキリとした甘みがあり水のように飲める優しい味。

 

■お湯割り■

香ばしくコクのある味。

後味に少し辛さと渋みがある。

 

 

◆【感想】◆ 

穏やかで落ち着きのある繊細な味わいの焼酎だった。

まろやかで口当たりが非常に良く、木樽のほのかな香りがふんわりと漂う。

ワシとしては、生とロックが特に美味しかった。

生はアルコール感をあまり感じさせず、スーッと入ってくる口当たりの良さが美味しい。

じんわりと芋の旨みが広がり、独特の渋みが味を引き締める。

ロックはまろやかで程よい芋の甘みと旨みが感じられ繊細な味わいが楽しめた。

アルコール度数は本当に25度なのかと思うほどの口当たりの良さが印象的だった。

生でもロックでもスイスイと飲めてしまうのは逆に不安に思うほどだった。

だが、ワシの肝臓様は正直なので飲んだ分だけしっかりと酔うのです。

すでに少しボヤ～ッとして気持ち良くなってきましたよ。

調子に乗ってグイグイ飲んでしまったせいですかね。

今日はこの辺で終了にしましょう。

 

この焼酎は鹿屋市出身の知人からの頂き物。

美味しく飲ませてもらいましたよ。

貴重な焼酎をありがとうね。

いつかお礼でもしないといけないな。

ワシの股間の「隠し玉」でも良ければ……

…と言いたいところだが、その知人は男なのでワシの「隠し玉」は絶対に差し上げない。

どうしてもと言うなら香りくらいは嗅がせてやろう！

蒸れに蒸れた股関の「隠し玉」。

またの名を「デスボール」。

さぁ、これがワシからのお礼だ！

 

 

デスボール、キエーッ！！ 

 

 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　生：◎

　ロック：◎

　水割り：○ 

お湯割り：○

 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★★

　レア度：★★★★☆

　　芋度：★★★

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)