蒸留したてむろか利八(じょうりゅうしたてむろかりはち)Blog#324

芋焼酎:蒸留したてむろか利八・白の画像
芋焼酎:蒸留したてむろか利八・白

焼酎名:蒸留したてむろか利八(じょうりゅうしたてむろかりはち)

 度数:25度

原材料:黄金千貫(鹿児島県産)、米麹(国産米)

  麹:白麹

 蒸留:常圧

製造元:吉永酒造有限会社

 

 

◆【 焼酎について】◆

「蒸留したてむろか利八」は鹿児島県指宿市の芋焼酎。

創業1905年(明治38年)の歴史のある蔵で造られている代表銘柄「利八」の新焼酎

鹿児島県産の黄金千貫を原料の白麹で醸されている。

焼酎についての説明が裏ラベルに書かれているので、以下に転載。

 

(裏ラベルの説明を転載)

亀壺仕込白麹造り

むろか利八

通常、出来上がった焼酎は、参加防止のため、ある程度濾過して、余計な油分であるフーゼル油(芋と米の油分)を取り除きます。

この「むろか利八」は、旨味成分を凝縮させるべく、あえて濾過をせず、出来立てホヤホヤの焼酎に、そのまま加水して、瓶に詰めております。

この時期しか味わえない、芋の香りプンプンの「むろか利八」を是非お楽しみください。

 

このように書かれている。

「甕壺」ではなく「亀壺」となっているのは、何か意味があるのだろうか? 

さてさて、さっそく開栓して味わってみよう。

 

 

■香り■

ややガス臭漂うフレッシュな香り。

開栓してしばらく経つとガス臭が落ち着いて芋の香りが強くなる。

 

■生■

甘みと旨味のしっかりした若々しい味。

じーんとくるアルコール辛さが少しある。

 

ロック

甘みが増して芋の旨味も感じられる味。

程よい辛さが良いアクセントになっている。

 

水割り

ほんのり甘くスッキリとした味。

旨味もしっかりとあり、割り負けない力強さがある。

 

お湯割り

芋の旨味と香ばしさが格段に増した味。

ほんのり甘くやや苦みのある味が印象的。 

 

 

 ◆【 感想】◆

若々しく荒さの残るどっしりとした味わいの焼酎だった。

無濾過なだけに良くも悪くも雑味がある。

でも、そこがこの焼酎の魅力なので存分に楽しめた。

ワシとしてはロックとお湯割りが特に美味しかった。

ロックは甘みが増して芋の旨味が感じられる味わいだった。

お湯割りは芋の旨味と香ばしさが格段に増した風味豊かな味だった。

開栓して時間が経つと、ガス臭などの荒らさが少し落ち着いた味わいも楽しめた。

なかなか荒ぶった味なので、通常の利八とはイメージが少し異なる。

やはり、焼酎を濾過したり寝かせたりすることは、味わいに大きな影響を与えるんだなぁと改めて感じた。

 

さてさて、それにしてもやっぱり裏ラベルの「亀壺」というのが気になる。

ずいぶん前だが、吉永酒造さんの蔵を見学させていただいた。

その時は「亀壺」の話は出なかったな。

表ラベルには「百年蔵甕壺仕込」と表記されているから余計に謎に感じてしまう。

単純に「亀壺」は「甕壺」の表記ミスだったらウケるな。 

むしろ、そうあって欲しいと密かに思っている( *´艸`)

 

 

 

 

【オススメの飲み方 】

    生:

  ロック: 

  水割り: 

 お湯割り:

 

【総合評価】星5段階評価

  評価:★★★★☆

 レア度:★★★★

  芋度:★★★★☆

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長)

   

                            

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    枦木園 (月曜日, 20 2月 2023 19:32)

    むろか利八はザ・無濾過焼酎って感じで好きです。まさにどっしりって感じですね。
    お湯割りは落ち着いた甘さで香ばしさとコクがあって飲み飽きない印象です。
    吉永酒造といえば別の商品に「亀五郎」があるし何か亀のエピソードが?と思ったら
    亀五郎は下甑島の方の別の「吉永酒造」の焼酎でした。誤植っぽいですね亀壺…。

  • #2

    会長 (月曜日, 20 2月 2023 21:17)

    >枦木園 様

    コメントありがとうございます。
    むろか利八は香ばしさとコクがあって美味しいですね。
    指宿の吉永酒造㈲さんと甑島の吉永酒造㈱さんは、うっかり間違えてしまいそうですね。
    どちらも芋らしい味わいの美味しい焼酎を造られているので好きですね!
    「亀壺」はやっぱり誤植かもしれませんね。
    それならそれで面白いので、訂正せずにあえて「亀壺」と表記し続けて欲しいです(^人^)