焼酎名:開聞岳(かいもんだけ)
度数:28度
原材料:黄金千貫・米麹(国産米)
麹:黒麹
蒸留:常圧
製造元:有限会社佐多宗二商店
◆【焼酎について】◆
「開聞岳」は鹿児島県南九州市の芋焼酎。
頴娃町産の黄金千貫を原料に黒麹で醸されている。
蒸留してすぐ瓶詰めされたフレッシュで白濁した無濾過焼酎。
ラベル等に焼酎についての説明書きはないので、さっそく開栓して味わってみよう。
■香り■
フレッシュでガス臭漂う若々しい香り。
■生■
ほんのり甘く荒々しさのある味。
後味には辛さや苦味がありキレが良い。
■ロック■
甘みが増して、じわじわと旨味が出てくる味。
締まりのある味で後味はキレが良い。
■水割り■
優しい甘みと苦味のある味。
後味は苦みが長く残る。
■お湯割り■
フレッシュな甘みと旨みが感じられる味。
後味はやや苦くキレが良い。
◆【感想】◆
フレッシュで荒々しい味わいの焼酎だった。
甘みや旨みの後に感じられる苦味が良いアクセントになっていた。
こだわりの28度設定のせいか、少しアルコール感がある。
だが、きっと一番美味しく感じるアルコール度数設定なのだろう。
ワシとしてはロックとお湯割りが特に美味しかった。
ロックはギュッと締まった甘みや旨みがありキレの良い味が楽しめた。
お湯割りはフレッシュな甘みと旨みが感じられた美味しかった。
古風なラベルからは強烈な芋臭さを想像していたが、優しさも感じられる味わい。
独特の芋臭さとアルコール感が受け入れられる人が楽しめる一癖ある味。
なので、タイプ的には飲み慣れた人に好まれる味わいだと思う。
最近は、「昔」を意識したような焼酎が各社から売り出されている。
芋焼酎業界は原点回帰のレトロブームに突入しているのかな?
ワシはしっかりとした味わいが好きなので、「昔」を意識した焼酎は大歓迎だな。
さてさて、本日の割り水は友人に頂いた「FUJI SUN SUI」という富士山の天然水。
これがクセが無くて、なかなか美味しい。
まるで水のように飲める天然水。
いや、天然水のように飲める水だな。
別名「薩摩富士」とも呼ばれる「開聞岳」に対抗するには、やはり本家「富士山」にご登場いただくしかない。
鹿児島の水で仕込まれた焼酎を本州の水で割って飲んでみたのだが、結構相性が良かったな。
さては、コイツら地下深いマグマ同士で繋がってデキてやがったな!
社内恋愛みたいなことしやがって、けしからん!!
テーブルの下は、暗闇の劇場(ステージ)か?
絡み合う指が狂おしいのか?
まぁ、スリルのことは置いといて本題に戻ろう。
ちなみに、この「FUJI SUN SUI」なる水は、ちょっとマニアックなようで、その辺のスーパーとかには売ってないようだ。
調べてみたら、ドン・キホーテやファッション市場サンキなどに売ってるらしい。
ドン・キホーテは分かるけど、ファッション市場サンキ…??
なんで(・_・?)
興味が湧いたので、今度パンツ買いがてらサンキに見に行ってみるかな!
【オススメの飲み方 】
生:○
ロック:◎
水割り:○
お湯割り:◎
【総合評価】星5段階評価
評価:★★★☆
レア度:★★★★
芋度:★★★☆
(※★1点、☆0.5点)
※個人の感想です。
(レビューした人:会長)
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