真鶴(まなづる)Blog#313

芋焼酎:真鶴の画像
芋焼酎:真鶴

焼酎名:真鶴(まなづる)

 度数:25度

原材料:黄金千貫(国産)・米麹(国産米)

  麹:白麹

 蒸留:常圧

製造元:有限会社万膳酒造

 

 

◆【焼酎について】◆

「真鶴」は鹿児島県霧島市の芋焼酎。

鹿児島県産の黄金千貫を原料に白麹で醸されている。

年に一度の限定品で鹿児島県の出水平野にマナヅルが飛来すると出荷されている。

焼酎についての説明が裏ラベルにあるので、以下に転載。

 

(裏ラベルの説明を転載)

霧島山中深くは、天然の山女魚をも育む渓流「手篭川」の辺りに四季折々の自然との調和、共存を願い、

僅かばかりの木立を拓いた小さな小さな蔵が萬膳蔵です。

自然の恵みの感謝を忘れずこだわりの厳選素材を用い、「手造り麹」「かめ壷仕込み」「木樽蒸留」で

黒瀬杜氏の卓越の技で醸しました。

この度33年の時を経て平成14年、山小舎の蔵より「眞鶴」を復活致しました。

皆様に愛され、世に飛び立つことを心より御願い申し上げます。 

                              合掌・蔵主・万膳利弘

 

 

麹 米‥‥鹿児島県霧島産 ひとめぼれ(生産者 山崎氏、上村氏、本田氏、山下氏)

い も‥‥鹿児島県産 黄金千貫(生産者 津留氏)

麹 菌‥‥秋田今野 白麹

仕込水‥‥霧島レッカ水超軟水

 

このように書かれている。

原料から水に至るまで、全てを堂々と表示できるほど良質なものを使っているのが分かる。

「鶴」「亀」「日の出」が描かれたラベルは新年を迎えるに相応しい縁起の良さがある。

ではでは2022年最後の焼酎を開栓しましょう。

 

 

 

■香り

ふくよかでしっかりとした芋の香り。

 

まろやかで甘みと旨味の調和の取れた味。

 

ロック

しっかりとした甘みと旨味が感じられる繊細な味。

口当たりが良く喉元を抵抗なく通り抜けていく。

 

水割り

味わい豊かで優しい甘みとコクのある味。

割っても崩れない芯のある味。

 

お湯割り

芋の旨みが引き出された伸びのある味。

 

 

 

◆【感想】◆

まろやかで甘みと旨み、香ばしさの調和が取れた味わいの焼酎だった。

芋焼酎らしい味で飲み応えがある。

基本的にはどんな飲み方でも甲乙つけ難く美味しい。

ワシとしてはロックとお湯割りが特に美味しかった。

ロックはしっかりとした甘みと旨みが感じられる香ばしい味わいが後を引く。

お湯割りは芋の旨みが引出されたコクのある味わいが楽しめた。

非常に伸びのある味で薄めに割っても風味が崩れない力強さがある。

白麹仕込みのふくよかな味わいの芋焼酎好きには好まれる味と思うな!

 

さぁ、長いようで短かった2022年が間もなく終わる。

寒い日が続いていたせいか、数日前から嫁ちゃんが体調を崩して寝込んでしまった。

そんなわけで、家事も大掃除も沢山こなさないといけない多忙な年末になってしまった。

先程、今年最後の洗濯をしようとしていたら、床から禍々しいオーラが放たれているのを感じた。

恐る恐る近づいてみると、それは乱雑に脱ぎ捨てられた嫁ちゃんの下着だった。

なるほど、禍々しいオーラの正体はこれか…。

体調を崩して風呂に入れず熟成されていたからだろうな。

う~む…、ヤバいとは思いつつも、興味本位でほんの少しだけスメルを嗅いでみた。

がしかし…、とにかく言葉では言い表せないほど異常なスメル。

…なんてダーティでギルティなパンティなんだ。

息が苦しくて目が飛び出しそうだった。

トータル・リコールか?

まさか大晦日にこんな大ダメージを受けるとは…。

とりあえず、ダーティでギルティなパンティ(汚れた罪な女性用下着)を洗うという、2022年で最も危険な作業を終え、ホッとした。

後はゆっくりと美味しい焼酎を飲みながら新年を迎えようと思います。

 

さてさて、今年もたくさんのコメントやオススメの焼酎をご紹介頂きありがとうございました。

おかげさまで楽しい焼酎ライフを送ることができました。

2023年も何卒よろしくお願いいたします。

 

それでは皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。 

 

 

 

 

【オススメの飲み方 】

   生: 

 ロック:

 水割り:

お湯割り:    

 

【総合評価】星5段階評価

  評価:★★★★☆

 レア度:★★★★★

  芋度:★★★☆

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長)

 

 

コメントをお書きください

コメント: 8
  • #1

    島田だまし (日曜日, 01 1月 2023 10:47)

    明けましておめでとうございます。
    今年も面白いブログ記事を楽しみにしています。
    ダーティでギルティなパンティの語呂の良さはなんでしょうね(笑)

  • #2

    会長 (日曜日, 01 1月 2023 11:18)

    >島田だまし 様

    新年明けましておめでとうございます。
    今年も楽しみながら焼酎ブログを更新していきたいた思います!
    やっぱり、ヤバいと分かっている物体のスメルなんて嗅ぐもんじゃないですね。

  • #3

    鉄肝会東京支部 (木曜日, 05 1月 2023 17:10)

    新年あけましておめでとうございます
    今年も宜しくお願いします
    ブログも楽しみですが、肝臓を大事に!!!

  • #4

    会長 (木曜日, 05 1月 2023 23:25)

    >鉄肝会東京支部 様

    明けましておめでとうございます。
    昨年は美味しい焼酎情報等を頂き、ありがとうございました。
    本年もよろしくお願いいたします。
    my肝臓ちゃんへのお気遣いもありがとうございます!
    とても無口な奴ですが、おかげさまで元気にしてるみたいです。
    鉄肝会東京支部様にとりましても素敵な焼酎ライフを送れる一年になると良いですね(^.^)

  • #5

    枦木園 (火曜日, 24 1月 2023 23:21)

    真鶴まろやかでうまいんですが時期も限られて全然手に入らないんですよね。
    以前、飲み会に持って行ったら飲みやすかったせいかすぐ空になってしまいました。
    この年末に鹿児島中央駅前に行ったら某酒屋さんの角打ち付きの支店がオープンしてて、
    ちょうど真鶴が角打ちのカウンターにドンと置いてありました。お土産に焼酎買うのにもおすすめです。

  • #6

    会長 (水曜日, 25 1月 2023 16:57)

    >枦木園 様

    コメントありがとうございます。
    こちらも真鶴は余程タイミングが合わないと入手できないですね。
    さすが枦木園様、飲み会に持っていかれるとは!
    本場鹿児島の角打ちとか行ってみたいですねぇ。
    その酒屋さんには、そのうち足を運んでみます!

  • #7

    枦木園 (木曜日, 26 1月 2023 00:51)

    駅から離れたところにもかなり良い品揃えの焼酎屋さんがありましたので
    鹿児島市に行く機会がありましたらお伝えします。
    福岡市はかなりの酒屋で角打ちやってますが鹿児島市は全然無いんですよね。

  • #8

    会長 (木曜日, 26 1月 2023 11:41)

    >枦木園 様

    情報ありがとうございます。
    鹿児島市に行く機会があった際には、お尋ねすると思います。
    よろしくお願いします。
    たしかに鹿児島で角打ちを見たことないような気がします。
    角打ちの発祥は福岡県と聞きますから、北部九州の酒屋ではまだやっている店が多いんでしょうね。
    お酒の文化って面白いですね!