蝙蝠（こうもり）＃311

焼酎名：蝙蝠（こうもり）

　度数：25度

原材料：黄金千貫（国産）・米麹（国産米）

　　麹：黒麹

　蒸留：常圧

製造所：岩川醸造株式会社

 

 

 

◆【 焼酎について 】◆

「蝙蝠」は鹿児島県の曽於市の芋焼酎。

創業明治３年(1870年)の岩川醸造㈱で造られている。

黄金千貫を原料に黒麹で醸されている。

蒸留は首の長いポットスチルが使用されている。

しっかりとした味わいを残すために荒ごし濾過となっている。

月産本数は一升瓶300本、四合瓶300本と少量生産のため販売店が限られている。

裏ラベル等に焼酎についての説明書きはないので、さっそく開栓して飲んでみよう。

 

 

 

■香り■

甘く香ばしい奥深い香り。

 

■生■

まろやかで程よい甘みとコクのある味。

後味にはやや辛さがある。

 

■ロック■

締まりのある甘みとコクのある味。

後味にはキレの良い辛さがある。

 

■水割り■

優しい甘みと後にシャープな辛さがある。 

  

■お湯割り■

甘みが抑えられ辛口でキレのある味。

 

 

 

◆【 感想 】◆

しっかりとした芋らしさがあり後味のキレの良さが特徴的な焼酎だった。

適度に雑味が抑えられているので綺麗な味わいに仕上がっている。

飲み方によって違った感じの味わいを楽しめるのもポイント。

ワシとしては生とロックが美味しかった。

生はまろやかで程よい甘みとコクのある味が楽しめる。

ロックは締まりのある甘みとコク、後味の辛さのバランスがとても良く美味しかった。

ちなみにお湯割りは甘みより辛さが出るので様々な表情が楽しめる。

見かけより上品な味なので、様々な料理に合うと思う。

 

それにしても、焼酎名とラベルにインパクトがある。

珍しさから、ついつい手に取ってしまいたくなるようなラベル。

岩川醸造さんかな？と思ったら、やはり岩川醸造さんだった。

相変わらず戦略上手なラベルなので、あっさり釣られてしまった。

焼酎の銘柄は山ほどあるので、酒造さんとしては、まずは手に取ってもらうことが大事なんだったりするんだろうな。

それは置いといて、１つ不思議に思うことがある。

それは月産本数が少ないはずだが、熊本市内の複数の酒屋さんで普通に陳列されていた。

知る人ぞ知るといった焼酎だからか手に取られてないのかな？

元々は東京の酒販会社の企画商品らしいので、マニアックな焼酎ではあるんだろうけど。

まだまだ知らない焼酎がたくさんあるもんだなぁ！

いろんな酒屋さんに行くと勉強になるな。

 

蝙蝠で思い出したけど、新型コロナウイルスは、当初コウモリ由来のウイルスだとか言われていた…。 

結局、何が発生源だったんだろう？

最近は細菌についても興味があるので少し調べてみるかな。

そして、世界中のみんなを救うんだ！

よ～し！新型コロナウイルスの発生源について徹底的に調査していくぞぉ！

 

 

 

…おや、誰か来たようだ。

こんな夜中に誰だろう？

 

 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　生：◎　

　ロック：◎

　水割り：○

お湯割り：○

 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★★☆

　レア度：★★★★☆

　　芋度：★★★

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)