焼酎名:青一髪(せいいっぱつ)
度数:25度以上26度未満
原材料:大麦(長崎県諫早産)、麦こうじ
麹:白麹(河内菌白麹L型)
酵母:鹿児島2号酵母
蒸留:微減圧蒸留
製造元:株式会社久保酒造場
◆【焼酎について】◆
「青一髪」は長崎県南島原市の焼酎。
創業明治40年という歴史ある蔵で造られる麦焼酎。
小さな蔵で親子二人で造る焼酎は「青一髪」だけという、こだわり焼酎。
諫早産の大麦を原料に3年以上熟成貯蔵している。
「微減圧蒸留」という、常圧蒸留と減圧蒸留の中間の蒸留方法で製造されているのが大きな特徴。
焼酎についての説明が裏ラベルにあるので、以下に転載。
(裏ラベルの説明を転載)
本格焼酎 青一髪
創業明治40年。
造る酒は、本格焼酎「青一髪」のみ。
その名前の由来は、頼山陽の詩「泊天草洋」の一節から、盲目の作家・故宮崎康平氏が命名。
「海と空は髪の毛一筋でつながっている」という、水平線のさまを意味しています。
3年以上熟成させ、深いコクとまろやかな風味があり、数量限定品です。
このように書かれている。
製造する焼酎は「青一髪」のみという一蔵一銘柄。
さぁさぁ、喉も乾いておるので早く開栓しよう。
■香り■
華やかで素材感のある麦の香り。
■生■
まろやかで爽快な麦の味。
ふくよかで甘みがありキレが良い。
■ロック■
サッパリとした味わいながら奥深い麦のコクがある。
華やかでほのかな甘みのある味。
■水割り■
スッキリとした飲み口で優しい麦の甘みが広がる。
■お湯割り■
甘みがあり、ほんのり香ばしい麦の味。
やや渋みやほろ苦さなど複雑な味がする。
■ソーダ割り■
爽やかで優しい甘みのある味。
透明感があり、サッパリしている。
◆【感想】◆
麦の香ばしさと爽やかさ溢れる焼酎だった。
強すぎず弱すぎない適度な味。
これは聞き慣れない「微減圧蒸留」によるものだろう。
バランスの良いタイプで、どの飲み方でもそれぞれ美味しい。
ワシとしてはロックと水割り、そしてソーダ割りが特に美味しかった。
日頃は風味の強い芋焼酎を好んで飲むことが多いせいか、たまに飲むサッパリ系の焼酎は新鮮に感じる。
この「青一髪」は爽快で旨みもしっかりしたタイプだったので、とても気に入った。
酒の肴も何でも合いそうな感じも評価ポイントの1つだな。
今日は朝から外で活動していたせいもあって、「青一髪」の爽快感にワシのハートは鷲掴みされた。
ラベルの青く澄んだ空と青緑の海に爽快さを感じつつ、見慣れた九州の海といった感じで親近感をおぼえた。
裏ラベルの説明にあったが「青一髪」について、もう少し知りたくなったので思い調べてみた。
江戸時代後期の儒学者・頼山陽による漢詩「泊天草洋」の冒頭に「雲耶山耶呉耶越耶水天髣髴青一髪」とある。
どうやら、この一節から命名されたようだ。
訳は「かなたに見えるのは雲か山か呉の地か越の地か。海と空が接するあたりは髪の毛一筋で繋がっているようだ。」
訳すとこんな感じらしい。
何だか渋くてカッコイイ感じの内容だが、ぶっちゃけ難しくてよく分からない。
自分の知能の低さにモヤモヤするので、一発ヌイて寝ることにした。
やはり、ワシには「青一髪」より「精一発」のほうが似合うみたいだ。
さて、DVDプレイヤーの電源を入れて、パンツを脱いで、ネピアの箱を手元に置いて…。
さて、おやすみなさい♥
【オススメの飲み方 】
生:○
ロック:○
水割り:◎
お湯割り:◎
【総合評価】星5段階評価
評価:★★★
レア度:★★★★☆
麦度:★★★☆
(※★1点、☆0.5点)
※個人の感想です。
(レビューした人:会長)
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