じゃっど（じゃっど）Blog＃291

焼酎名：じゃっど（じゃっど）

　度数：25度

原材料：甘藷・米こうじ（タイ産米）

　　麹：S型麹

　蒸留：常圧

製造元：鹿児島酒造株式会社阿久根工場

 

 

◆【焼酎について】◆

「じゃっど」は鹿児島県阿久根市の芋焼酎。

販売店限定の商品で全国で10店舗(九州で3店舗)のみで販売されているPB商品。

長期貯蔵の芋焼酎で、3年6ヶ月の熟成期間を経て瓶詰め出荷されている。

焼酎の裏ラベルに説明があるので、以下に転載。

 

（焼酎の裏ラベルを転載）

うまい焼酎ができました

長期貯蔵いも焼酎

『じゃっど』

「じゃっど」は、北薩摩・阿久根の地で長年の経験を生かした杜氏が厳選したさつま芋と昔ながらの造りを再現し、長期貯蔵した芋焼酎です。

「じゃっど」のまろやかな香り、ほんのりと口中で広がる芳醇なコクとキレ味をご賞味ください。

尚、ラベルの文字は書家　一木映文さんにダイナミックに書いて頂き、和紙一枚一枚に手刷り・手貼りしたものです。

「じゃっど」とは、鹿児島弁で “そうですよ” の意味です。

※芋焼酎「じゃっど」はうまかね～「じゃっど」

 

このように書いてある。

「じゃっど」の使い方の例まで書いてあり、鹿児島県外の人にも分かりやすくなっている。

ではでは、さっそく味わってみましょう。

 

 

 

■香り■

ふんわり香る優しく上品な芋の香り。

 

■生■

まろやかで円熟したコクとキレのある味。

 

■ロック■

ほんのりと口中で広がる芳醇なコクとキレ味。

ラベルの説明通りの味。

 

■水割り■

まろやかでスッキリとした芳醇でクリアな味。

 

■お湯割り■

角が取れたまろやかで上品な味。

じわじわと広がるコクとやや辛口なキレの良さがある。

 

 

◆【感想】◆ 

まろやかでコクのあるキレの良い焼酎だった。

北薩地方の芋焼酎らしい辛口で繊細な仕上がり。

角の取れた感じの辛口っぷりが美味しい。

どの飲み方をしても美味しい万能タイプなので、それぞれの飲み方が楽しめた。

ワシとしてはロックとお湯割りが特に美味しかった。

どちらもキレの良い後味が特徴的で満足のいく味わい。

販売価格は1200円くらいだったかと思う。（レシート紛失！）

この味わいでレア度も高め、値段もお手頃なので価格設定はこれでいいのかな？

まぁ、飲む側としては嬉しい価格なので、そっとしてこう。 

辛口の芋焼酎好きにはオススメしたい１本。

きっと、本気で焼酎を愛する酒屋さん達が集まって造られたPB商品なんだろうな。

取扱店の大将がこの焼酎については非常に熱く語っていたのがその証だろう。

この焼酎が造られるまでの経緯から、じゃっどの意味までじっくりと語ってくれた。

だが、酒屋の大将が熱くなり過ぎて、ワシはかなりの時間拘束されてしまった…。

んで、最後の会話がこちら。

 

 

大将「あっ！すみません、お客さんお仕事中でしたよね？」

 

ワシ「じゃっど」

 

大将「ぎゃははははぁ～っ！！」

 

 

 

なんやそれ(-_-)

 

 

      

 

【オススメの飲み方 】

　　　生：○

　ロック：◎

　水割り：○ 

お湯割り：◎ 

 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★★☆

　レア度：★★★★★

　　芋度：★★★

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)