うみ(うみ)Blog#266

芋焼酎・海の画像
芋焼酎・海

焼酎名:うみ(うみ)

 度数:25度

原材料:ベニオトメ・米麹(国産米)

  麹:黄麹

 蒸留:常圧

製造元:大海酒造協業組合

 

 

◆【 焼酎について】◆

「うみ」は鹿児島県鹿屋市の芋焼酎。

原料芋にベニオトメを使用し、黄麹で醸されている。

同蔵の商品で同じ読みの「海」との違いは蒸留方法。

「海」は減圧蒸留であることに対して、この「うみ」は常圧蒸留で造られている。

焼酎についての説明が裏ラベルにあるので、以下に転載。

 

(裏ラベルの説明を転載)

華やかなそよ風のような香りが舌の上をすべる軽やかな味の「海」に対して、

香り控えめだけど良風のごとき舌の上をゆっくり流れ、満ちたりた深い味わいの「うみ」。

水割り、ロックはもちろんお湯割りでもお楽しみいただけます。

さて今日の気分は「うみ」それとも「海」。

 

このように書かれている。

もちろん今日は「うみ」の気分です。 

それでは、いただきまーす。 

 

 

■香り■

穏やかで上品な芋の香り。

 

ほのかな甘みがあり、後味はスッキリとキレの良い端麗な味。

瓶ごとキンキンに冷やして飲むと爽快で旨い。

 

ロック

軽やかでほのかな甘みと渋みのある味。

時間差で芋の風味がじんわりと現れてくる。

 

水割り

非常に軽やかで華やかなスッキリとした味。

口当たりが良く水のように飲める。

 

お湯割り

まろやかで華やかな味。

芋の風味が一番引き出されている。

味わい自体は比較的軽め。

 

 

 

◆【 感想】◆ 

黄麹仕込みらしい華やかな味わいの焼酎だった。

同蔵、同名の「海」とは蒸留方法が減圧と常圧の違いがある。

この焼酎は常圧なので「海」より厚みのある味わい。

ワシとしてはロックと水割りが特に美味しかった。

ロックは軽やかでほのかな甘みのある味わいだった。

水割りは水のように飲めるほど華やかで軽やかな味わいだった。

「海」の常圧版とはいえ、黄麹仕込みなので比較的ライトな味わいの焼酎。

もう少し芋らしさがあると思っていたが、想像よりは軽めだった。

この手のタイプならサッパリとした塩焼き系の料理が合う。

牛タンや砂ズリのような塩焼き系が合う。

サッパリと言っても、ワシは魚より肉で楽しみたい味わい。

黄麹由来の軽めの味わいなのでグイグイと飲めてしまうのは、ある意味罪なこと。

もうすぐ空になりそう。

ちなみに本日のワシのおつまみは肉屋さんの店舗前で焼いていた「鶏の炭火焼き」。

肉質も良いし炭火による香ばしさが堪らない。

こやつのせいで、ワシは「うみ」を本日完飲してしまうのだろう。

シンプルな塩味のおつまみとの相性は抜群のようだ。

焼酎単体だと少し軽めに感じるが合わせる料理次第で、より楽しめるタイプ焼酎ではないかな。

減圧蒸留の「海」と常圧蒸留の「うみ」を並べて飲んでみるのも楽しそうだな。

いつか機会があればやってみたいな。


 

 

 

【オススメの飲み方 】 

   生:

 ロック:

 水割り:

お湯割り:

 

【総合評価】星5段階評価

  評価:★★★

 レア度:★★★★

  芋度:★★☆

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長)