焼酎名:池の露湯島(いけのつゆゆしま)
度数:30度
原材料:湯島芋(国産)・米麹(国産米)
蒸留:常圧
製造所:合名会社天草酒造
◆【 焼酎について 】◆
「池の露湯島」は熊本県天草市の芋焼酎。
創業1899年(明治32年)の合名会社天草酒造で造られている。
蔵の代表銘柄「池の露」シリーズの1つで特約店で限定販売されている。
上天草市に属する離島の湯島で栽培されている希少な「湯島芋」が使用されいいることが大きな特徴。
この希少な「湯島芋」を用い、白麹で醸されている。
ちなみに「湯島芋」というのは、島で古くから栽培されている安納芋に近い品種とのこと。
裏ラベル等に焼酎についての説明は特に書かれていない。
そういうことなので、さっそく開栓して味わってみよう。
■香り■
甘く濃厚で上品な香り。
■生■
まろやかで蜜のような上品な甘みのある味。
コクもしっかりとしていて飲み応えがある。
■ロック■
上品な甘みながらもしっかりとした芋の旨みやコクを感じさせる味。
■水割り■
まろやかで優しい甘みのある味。
芋のコクはしっかりとしており、味が崩れない。
■お湯割り■
甘みが一段と増して芋の風味が口いっぱいに広がる。
濃厚で風味豊かな味わいが堪らない。
◆【 感想 】◆
上品で濃厚な甘みが特徴の焼酎だった。
蜜のような高貴な甘みでありながら、芋らしい深いコクも合わせ持っている。
全体的な味わいのバランスも良く、どの飲み方をしても美味しい。
ワシとしてはロックとお湯割りが特に美味しかった。
ロックは甘く上品な味わいで、舌の上で転がしてゆっくり味わいたくなる。
お湯割りはふくらみのある味で甘みや旨みが、どの飲み方よりも引き出されていた。
このエレガントな味はマニアからビギナーまで幅広い層に受け入れられそうな仕上がり。
価格は720mlで3000円程と結構高め。
蔵元はプレミアム感を出したいのか、筒状の立派な箱入りで販売されている。
湯島芋の希少性や味の完成度などを考慮すると価格は妥当なのかもしれない。
頑張った時の自分へのご褒美にするも良し、焼酎好きな方への贈り物にするも良し。
販売本数が少なく、高級な部類でもあるので様々シーンで利用できそうなところも魅力の1つかな。
ただ、晩酌用としてはちょっと贅沢な気もするな。
まぁ、ワシは超絶頑張っているからいいんですよ⌒(ё)⌒
【オススメの飲み方】
生:○
ロック:◎
水割り:○
お湯割り:◎
【総合評価】星5段階評価
評価:★★★★
レア度:★★★★★
芋度:★★★☆
(※★1点、☆0.5点)
※個人の感想です。
(レビューした人:会長)
コメントをお書きください
枦木園 (日曜日, 15 5月 2022 08:56)
池の露は知らないのが結構あります。全然見たことが無いです。
芋の種類も独特なので飲んでみたいですね!
会長 (日曜日, 15 5月 2022 09:31)
>枦木園 様
コメントありがとうございます。
天草酒造さんの焼酎はHPにも掲載されていない限定品が結構あるみたいですね。
私も知らないものがたくさんあります。
「池の露湯島」は上品なお味で美味しかったです。
年1回(冬頃?)の販売だと聞きましたので、タイミングが合えば購入できるのではないかと思います!
枦木園 (日曜日, 15 5月 2022 16:30)
熊本に行かないとほぼ販売店が無いのもあり、
天草酒造の酒にはなかなか出会わないですが見かけたら買いたいですね。
会長 (日曜日, 15 5月 2022 17:44)
>枦木園 様
ですよね。
熊本県内の特約店に行けば入手しやすいですが、他県だと結構苦労しますよね!
この焼酎は贈り物にも良さそうな気がします☆