焔の如く（ほむらのごとく）Blog＃254

焼酎名：焔の如く（ほむらのごとく）

　度数：28度

原材料：高系14号・米麹

　　麹：黒麹

　蒸留：常圧

製造元：丸西酒造合資会社

 

 

◆【焼酎について】◆

「焔の如く」は鹿児島県志布志市の焼酎。

丸西酒造は明治34年（1901年）創業の歴史のある蔵が造る芋焼酎。

特約店限定で月間500本のみ生産されている。

高系14号という芋を原料に黒麹で仕込まれ、アルコール度数は「28度」と、やや高めに設定されている。

裏ラベルに焼酎の説明があるので以下に転載。

 

（裏ラベルの説明を転載）

情熱焼酎　焔の如く

[情熱は焔のごとく][焔の如き醍醐味]‥‥‥‥‥‥

「ひとつの焼酎が世に羽ばたく為には様々な「情熱」なくして世に出る事はない」というほど、焼酎造りには様々な人達の情熱が不可欠で、それが形となり、この一雫に凝縮されます。

そして、この「情熱焼酎 焔の如く」は、丸西酒造の蔵人達が焔の如く燃え上がる情熱をこめ、醸し上げた渾身の一本です。

高系14号の黒麹で仕込んだ濃醇でふくよかな甘みとコクを是非ご堪能ください。

 

このように書かれている。

蔵人達の焔の如く、熱く…、暑苦しいほどの熱意を感じる。

しかも、焼酎自体の直接的な内容説明に関しては最後の一文だけという熱さ。

これは飲んで確かめるしかないな。

 

 

■香り■

甘く芳醇な心地よい香り。

 

■生■

濃厚でしっかりとしたコクのある味。

甘みの後にピリッとしたキレの良い辛さがある。

 

■ロック■

まろやかな飲み口でほのかな甘みが広がる爽快な味。

しっかりとした旨みがあり、後味はスッキリとキレが良い。

 

■水割り■

とてもスッキリと爽快な味。

旨味はしっかりとしていて飲み飽きしない。

 

■お湯割り■

やや刺激のある辛さがあるが香りと旨みが引き出されている。

 

 

◆【感想】◆

しっかりとしたコクと辛さが特徴的な焼酎だった。

キレの良さも抜群で後味スッキリでしつこさがない。

おそらく、やや高めのアルコール度数がキレの良い辛さを生み出している1つの要因なのだろう。

ワシとしては、ロックと水割りが特に美味しかった。

お湯割りもいけるが、結構辛い。

これはまさしく「焔の如く」。

実はこの焼酎は今まで何となく焼酎名だけで判断して買うのを敬遠していた。

何故だか分からないけど、ラベルの雰囲気がワシを遠ざける。

何でだろう…。

ラベルに書いてある「情熱焼酎」という言葉も何故だかワシを遠ざけた。

たぶんワシは松岡修造氏のような熱血キャラがちょっと苦手だからだと思う。

あと、中二病感のあるラベルがさらにワシを遠ざけたのだろう。

でも、心のどこかでは青くて綺麗なボトルと昔のゲームっぽいラベルの雰囲気に惹かれていた感はある。

そんなワシは密かに軽い中二病なのだろう。

まったく困った焼酎だぜ…。

それにしても、丸西酒造さんの焼酎はいろんなパターンがあって面白い。

ここ最近は、特に攻めたネーミングの焼酎が増えたように思う。

きっと時代に合わせた経営戦略だろう。

また、この蔵の焼酎を購入してみたいな。

 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　生：○

　ロック：◎

　水割り：◎

お湯割り：○

　　　 

 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★★☆

　レア度：★★★★

　　芋度：★★★

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)