白霧島（しろきりしま）Blog＃243

焼酎名：白霧島（しろきりしま）

　度数：25度

原材料：黄金千貫（九州産）・米こうじ（国産米）

　　麹：白麹

　蒸留：常圧

製造元：霧島酒造株式会社

 

 

◆【焼酎について】◆

「白霧島」は宮崎県都城市の焼酎。

かの有名な霧島酒造の霧島シリーズの一角。

かつては「霧島」という銘柄で販売されていたものが、平成27年1月にリニューアルして「白霧島」になった。

製造元の霧島酒造では「黒霧島」の大ヒット以来、「赤霧島」など多くの「○霧島」シリーズを生み出してきた。

この「白霧島」に関しては元々あった「霧島」を「黒霧島」と区別するときに呼ばれていた「白霧島」という俗称がそのまま商品名になって分かりやすくなった。

飲食店では定番焼酎の1つであり、酒屋でも置いてない店は無いと言えるほど有名な銘柄。

耳に残るキャッチフレーズを作ることでも知られる霧島酒造。

この焼酎のキャッチフレーズや説明などが書いてある、裏ラベルを以下に転載。

 

（裏ラベルの説明を転載） 

どしっとほわんと　白霧島

「白霧島」は南九州のシラス台地が育んださつまいも「黄金千貫(コガネセンガン)」と、

霧島連山の清冽な地下水「霧島裂罅水」で造る白麹仕込みの本格芋焼酎です。

「平成宮崎酵母」を使用してコクと甘みを高めながら、あまみ・うまみ・まるみのバランスを追求しました。

芋本来のどしっとしたコク、ほわんとした香りが楽しめます。 

 

100％へのこだわり

原料芋：九州産さつまいも　100％

仕込水：霧島裂罅水　100％

原料米：国産米　100％

醸造・蒸留所：宮崎県都城市（自社工場生産100％）

 

このように書いてある。

こだわりの原料とお馴染みの「霧島裂罅水」で仕込まれたのが分かる。

非常に久しぶりに飲むのでどんな味だったか確かめてみよう。 

 

 

■香り■

ふんわりとした穏やかな芋の香り。

ややツンとしたアルコール感のある匂いがする。

 

■生■

ほんのりとした甘みがあるが、後半は苦味と辛さが出てくる。

 

■ロック■

スッキリとした甘みのある軽快な味。

後味に独特の渋みがある。

 

■水割り■

まるみのあるスッキリ爽やかな味。

ほのかな芋の風味と独特の渋みと辛さが心地よい。

 

■お湯割り■

渋みと辛さがあり、スーッと消えていくようなスッキリとしたキレの良い味。

 

 

◆【感想】◆ 

程よい甘みと後味の辛さが印象的な焼酎だった。

適度なコクがあり、全体的にスッキリとした味で飲みやすい。

個性的ではないが、万人ウケする大衆焼酎であることは間違いない。

それ故に居酒屋などでは黒霧島と共にボトルキープの定番の1つとして定着している。

どの飲み方でもそれぞれ違った美味しさがあるので、酒の肴や気分で変えて飲むのが良さそう。

ワシとしてはお湯割りが特に美味しかった。

この独特の辛口寄りの味には、ワシは鶏のタタキやシメ鯖をお供に飲むのが好きだ。

今宵は鶏のタタキがないので、シメ鯖で乾杯。

 

それにしても「白霧島」というのを意識して飲んだのは初めてかもしれない。

ちなみに、この焼酎の前身である「霧島」は若かりし頃に好んで飲んでいた。

その頃の「霧島」についてだが、記憶の限りではもう少し濃くて芋らしい味だったように思う。

何だか思っていた味と違っていたな。

どうやら、「霧島」を「白霧島」と名称を変えた平成27年のリニューアルの際に味も変えたようだ。

個人的には、昔の「霧島」の頃の味の方が好きだ。

それこそ、もっと「どしっとほわんと」だったように記憶している。

一応、その頃の「霧島」に近い「霧島 宮崎限定」というものが宮崎県に売られているらしい。

いつか自分で購入するか、宮崎で仕事をしている孤高の鉄肝会メンバーである親友に頼んで買ってきてもらおうかな。

 

さて、最後にワシの「霧島」に関するプチ自慢と失敗談を書いて締めようかね。

ワシは「白霧島」が「霧島」だったはるか昔に販促用？に製造されたマッチを持っている。

おそらく数十年前のものだと思われる。

貴重なものだと思うので、これまでも大切にしてきた。

そして、これからも大切にしたいと思う。

でも、先日酔っ払っていた時に数本火をつけて遊んでしまった…。

これは大変勿体ないことをしてしまったと反省している。

 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　生：○

　ロック：○

　水割り：○

お湯割り：◎ 　 

 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★☆

　レア度：☆

　　芋度：★★☆

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)