高千穂零（たかちほれい）Blog＃235

焼酎名：高千穂零（たかちほれい）

　度数：25度

原材料：麦麹

　　麹：黒麹

　蒸留：常圧

製造元：高千穂酒造株式会社

 

 

◆【焼酎について】◆

「高千穂零」は宮崎県西臼杵郡高千穂町の焼酎。

高千穂酒造は明治35年創業の100年以上の歴史ある老舗の蔵。

この歴史ある蔵では様々な本格焼酎を造っている。

麦焼酎の他に、米焼酎、芋焼酎、そば焼酎、珍しいものでは、とうもろこし焼酎まで造っている。

焼酎についての説明が裏ラベルにあるので、以下に転載。

 

（裏ラベルの説明を転載）

長期熟成100％ 本格麦焼酎

高千穂零

原点の追求、それは私たちの使命です。

焼酎造りの原点は、黒麹・全量仕込み・常圧蒸留。

この製法に磨きをかけ、長い年月をかけて熟成させることで香り豊かで、

まろやかな長期貯蔵酒100％のピュアな麦焼酎ができあがりました。

漆黒のボトルは、原点を象徴しています。

黒は光がまったく存在しない状態を意味する色。

数字で表すと「０(ゼロ）」となる色の原点です。

日本の原点と言われる神々の里・高千穂からおくる、新しい麦焼酎の原点。

私たちはこれを「零(れい）」と名づけました。

 

このように書かれている。

焼酎製造のこだわりからラベルデザイン、ボトルの色など細部に至るまでこだわりを感じる。

説明文からは「黒」をテーマにしたような印象も受ける。

とにかく、開栓しよう感じ取ってみよう。

 

 

 

■香り■

どっしりとした甘く香ばしい麦の香り。

 

■生■

まろやかで麦の香ばしさが活きた重厚感のある味。

甘みがあり香ばしいが、後味はほろ苦い。

 

■ロック■

穏やかな麦の甘みがあり、後味のほろ苦さが良いアクセントになっている。

 

■水割り■

ほんのりとした甘みがあり、後味にやや辛さと苦味がある。

 

■お湯割り■

コクがあり風味豊かな麦の味。

ほのかに甘く、クセのある苦味が広がり余韻も長い。 

 

 

 

◆【感想】◆ 

まろやかでどっしりとした骨太な麦焼酎だった。

麦の香ばしさが特徴的だが、ビターな後味が全体的に味を引き締めているように感じた。

ワシとしては生とロックが特に美味しかった。

しかし、お湯割りに関しても酒の肴次第で評価が変わりそうな美味しさであった。

やはり、高千穂酒造さんは麦焼酎造りに長けているようだ。

「高千穂零」のようなパンチの効いた麦焼酎は美味しいので積極的に飲んでいきたいな。

「高千穂零」はボトルの色やラベルデザインも含めて気に入っている。

シンプルなデザインながら「銀色の文字」と「黒色のボトルとラベル」に惹き付けられる。

背景色であるはずの「黒」のほうが主役っぽくなっているところがカッコイイ。

高級感のある漆黒のボトルは高級な和食店や寿司屋などにも似合いそう。

ワシな個人的に「黒」という色が好きなこともあるが、全体的な雰囲気も含めて琴線に触れた。

今宵は、この高級感溢れる漆黒のボトルを眺めながら優雅な時を過ごすとしよう。

ちなみに、この高級感溢れまくる「高千穂零」はディスカウントストアで購入。 

 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　生：◎

　ロック：◎

　水割り：○

お湯割り：○　　　 

 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★★★

　レア度：★★☆

　　麦度：★★★★

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)