小鶴 the Banana（こづるざばなな）Blog＃222

焼酎名：小鶴 the Banana（こづるざばなな）

　度数：25度

原材料：黄金千貫（鹿児島県産）、米麹（国産米）

　　麹：白麹

　蒸留：減圧

製造元：小正醸造株式会社

 

 

◆【焼酎について】◆

「小鶴 the Banana」は鹿児島県日置市の焼酎。

2020年３月に発売された比較的新しい商品。

ラベルには派手にバナナのイラストが描かれているが、れっきとした芋焼酎。

焼酎についての説明が裏ラベルにあるので、以下に転載。

 

（裏ラベルの説明を転載）

小鶴 the Banana

「こいつはもはや、バナナ。」

ワイン酵母と黄金千貫を組み合わせることで、まるでバナナのような甘く柔らかな香り、

甘みと酸味のバランスの良い爽やかな本格芋焼酎ができました。

 

◎原料にバナナは含まれておりません。

ワイン酵母由来の香りをバナナと表現しています。

 

 

このように書かれている。

最後に小さめの字で原料にバナナが使われていないことが書かれている。

たしかに勘違いする人もいるかもしれないから大事なことだな。

それはさておき、とにかく気になる焼酎なので開栓してみよう。

 

 

 

■香り■

熟れる前のやや青臭いバナナのような香りがする。

東京土産で有名な加工品のバナナスイーツの香りにも少し似ている。

 

■生■

ほのかに甘くスッキリした味。

味わいはバナナっぽさはあまり無く、軽めな芋焼酎の味。

 

■ロック■

甘みが増してフルーティ感のある味。

酸味もあり良いアクセントになっている。

 

■水割り■

クセのないクリアでスッキリした味。

嫌みのない味で飲みやすい。

 

■お湯割り■

青臭いバナナの香りとアルコール感が強く出ている。

お湯割りはハッキリと好みが分かれそうな味。

 

■ソーダ割り■

ほのかな甘みとグッと強まった酸味のある味。

炭酸による爽快感が非常に良い。

 

 

 

 ◆【感想】◆

バナナのような香りで、味は軽快な芋焼酎という不思議な焼酎だった。

確かにバナナのような香りはするものの、ラベルや説明書きによる先入観もあると思う。

前情報がなければ、「どこかで嗅いだことあるけど、何やろう…？」とモヤモヤしたかもしれない。

生を飲み干した直後のグラスを嗅いだ時が一番バナナっぽかったかな。

ワシとしてはソーダ割りとロックが特に美味しかった。

ソーダ割りとロックは少し違った印象の味になるので、それぞれ楽しめた。

この焼酎は、とにかく香りが良く飲みやすいので初心者にもオススメ。

蔵元が推奨する飲み方は炭酸割りだが、いろいろとアレンジできそうな味にも思う。

ワシはバナナの香りなので、バナナミルクっぽくなるのではないかと「ミルク割り」を試してみた。

これがまた斬新な味！

騙されたと思って１度試してみてください。

騙されますから。

 

いやはや、ワイン酵母を使うとこんな香りにもなるんだと勉強になった。

せっかくなので、この焼酎の香りと本物のバナナの香りを比較してみた。

まずは、皮を剥かずバナナのそのままの香りを嗅いでみた。

続けて、皮を剥いたバナナの香りを嗅いでみた。

そんな中、ふと電源をオフにしたテレビ画面に目をやると奇妙なものが映り込んでいた。

それは、そそり立つバナナを無心に嗅ぐオジさんの姿。

なんという醜い姿だ。

まるで変態ではないか…。

ワシは「バナナ」より「ヴァ○ナ」のほうが好きだというのに…。

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さん、やっぱり「バナナ」より「ヴァルナ」のほうが好きですよね！？

ワシは古代インドの神・ヴァルナのほうが好きです。

 

あれ？？

なんか違うのを想像しましたか？

そんなバナナ🍌

 

 

 

※Blog#204でコメントをいただいた密林太郎様。

ご紹介いただいた【小鶴】は、この焼酎で合ってましたか？

これだと信じて購入してみました。（違ったらウケるー）

なかなか面白いタイプの焼酎ですね。 

ありがとうございました！ 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　　生：○

　　ロック：◎

　　水割り：○

　お湯割り：△

ソーダ割り：◎

ミルク割り：？

 

【総合評価】星５段階評価

　　　評価：★★

　　レア度：★

　　　芋度：★

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)