KOKUBU Granato（こくぶぐらなーと）Blog＃219

焼酎名：KOKUBU Granato（こくぶぐらなーと）

　度数：25度

原材料：隼人芋、黄金千貫・米麹（国産米）

　　麹：白麹、黒麹

　蒸留：常圧

製造元：国分酒造株式会社

 

 

◆【焼酎について】◆

「KOKUBU Granato」は鹿児島県霧島市の焼酎。

紅芋白麹仕込みの焼酎と黄金千貫黒麹仕込みの焼酎をブレンドして造られている。

ワインボトルをイメージしたお洒落なデザインとなっている。

焼酎名にある「Granato」は１月の誕生石であるガーネットのイタリア語表記。

日本ではザクロ石とも呼ばれ『実りの象徴』とされている。

ラベル等に焼酎についての説明書きはないので、さっそく開栓して飲んでみよう。

 

 

 

■香り■

上品さのある甘く華やかな香り。

 

■生■

まろやかな口当たりで時間差でじんわりと芋の旨みが広がる。

甘みを感じた後にやや辛口な後味に変わる。

 

■ロック■

上品な甘みとやや苦味のある複雑な味。

後味の苦味が良いアクセントになっている。

 

■水割り■

ほのかな甘みと舌に残る独特の苦味のある味。

喉越しが良く水のようにスゥーッと入ってくる。

 

■お湯割り■

甘酸っぱさと独特の旨味ののある味。

後味は非常にスッキリしている。

 

 

上品でアッサリとした味の焼酎だった。

飲み方によって味わいが結構違うのが印象的。

原料芋と麹の違う焼酎をブレンドしているためか、やや複雑な味わいなように思う。

芋焼酎らしい味わいではあるが、昔ながらのTHE芋焼酎とは違うオシャレな現代風の味。

ワシとしてはロックが特に美味しかった。

しかし、飲み方次第で味わい表情が違うので気分で使い分けて飲みたいところ。

表現しにくいが、何ともいえないオシャレでスッキリした感じの味。

この焼酎のターゲット層は古いタイプの芋焼酎ファン好きではないように思う。

メインターゲットは若者や女性ではないだろうか？

まぁ、とにかくボトルデザインと味わいが相まって新鮮さを感じる。

斬新なボトルデザインと味のイメージは非常に合っているように思う。

このオシャレな焼酎は大衆居酒屋ではなく、雰囲気の良いお店でボトルキープできたら流行りそうな気がする。

スケベなワシとしては、いつかプリチーな女性と飲みに行って格好つけて注文してみたいと思う。

…そういうデートシーンを妄想をしながら虚しく飲んでいる。

そんな素敵なシーンが来るといいな。

 

さて、さっき床に置いていたDVDの銀色の盤面に目を向けるとオジさんの顔が映り込んでいた。

 

誰だろう？

この華麗なる男は？

いや、加齢なる男か…。

 

 

 

 

 

そうです、私が変なオジさんです。

 

 

 

 

だっふんだ…(TДT)

 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　　生：○

　　ロック：◎

　　水割り：○

　お湯割り：○

 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★★

　レア度：★★★★

　　芋度：★★☆

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)