フラミンゴオレンジ（ふらみんごおれんじ）Blog＃203

焼酎名：フラミンゴオレンジ（ふらみんごおれんじ）

　度数：26度

原材料：サツママサリ（鹿児島県産）・芋麹

　　麹：白麹（いも麹）

　酵母：鹿児島香り酵母１号

　蒸留：減圧

製造元：国分酒造株式会社

 

 

◆【焼酎について】◆

「フラミンゴオレンジ」は鹿児島県霧島市の焼酎。

サツママサリを原料に芋麹で仕込まれた減圧蒸留の芋焼酎。

酵母に鹿児島香り酵母が使われていることも大きな特徴。

2017年に厚生労働大臣から「現代の名工」の表彰を受けた、安田宣久杜氏が造る逸品。

販売店限定で生産数も少ないため非常に人気がある。

 

同蔵の「クールミントグリーン」とは「麹違い」の兄弟焼酎としても知られている。

ラベルに焼酎について説明はないが、以下のような注意書きがある。

 

（裏ラベルの注意書きを転載）

より美味しくお楽しみいただくために…

開封の有無に関わらず、特に暑くなる時期に長く保管する場合、

香りをより長く保つために、冷蔵庫での保管をおすすめします。

 

このように書かれている。

とにかくデリケートな焼酎であることが伝わってくる。

つまり、さっさと飲めとも取れるので開栓して早めに飲み干そう。

 

 

■香り■

フルーティでライチやマスカットのような果実感溢れる華やかな香り。

 

■生■

フルーティだがサッパリとしたドライな味。

ほのかな甘みと酸味がじんわりと広がる。

 

■ロック■

まろやかでほのかに甘い果実感のあるジューシーな味。

 

■水割り■

口当たりが良く、ほのかな甘みのある味。

果実感もしっかり残っていてスイスイと飲める。

 

■お湯割り■

渋みと苦味のあるフルーティでドライな味。

少しクセがあり好みが分かれる味。

 

■ソーダ割り■

はじける爽快感と果実感のある味。

ややドライな味だが口中に広がるジューシーさが抜群。 

 

 

◆【感想】◆ 

果実感溢れる爽快な焼酎だった。

フルーティでトロピカルな味と香りがとても印象的。

焼酎名にある「～オレンジ」から柑橘系を想像していたが、それほど柑橘さは感じない。

むしろ、ライチの香りに近い。

マスカットにも似た感じの香りでもある。

ワシとしてはソーダ割りが特に美味しかった。

とても爽やかでグビグビ飲めてしまう。

こんなトロピカル系の味ならば、いっそフルーツをおつまみに飲んだ方が面白いのでは？

…と思って、スーパーでカットフルーツ盛り合わせを買ってきた。

やはり、フルーツとの相性はいいようですな。

なんだか今日のワシは可愛い女の子になった気分ですわ♥（ブスですけど。）

新しい飲み方を覚えることができて少し成長した気分。

ちょっとだけ嬉しいですわ♥️(ブスですけど。)

 

さてさて、今回は「フラミンゴオレンジ」と兄弟焼酎の「クールミントグリーン」を飲み比べしてみた。

フルーティさでは「フラミンゴオレンジ」のほうに軍配が上がる。

ついでに「フラミンゴオレンジ」のほうがジューシーな感じだ。

味の系統は近いのだが、飲み比べてみると違いが感じられる。

とりあえず、この兄弟焼酎の共通点と相違点を整理してみよう。

共通点:「原料芋」「酵母」「減圧蒸留」という３点。

相違点:「麹」と「仕込み」の２点。※クールミントグリーンは「米麹」、「どんぶり仕込み」

うーむ、種違いの兄弟ってところだな。

まぁ、どちらもフルーティで美味しいのだが、ワシは飲みごたえのある「クールミントグリーン」派。

ちなみに国分酒造さんは、毎年仕込みなどを変えているようなので別の機会に飲むと印象が違ったりするかもしれないな。

飲み比べの結果が逆転することもあったりするかもね。

それはそれで楽しみだな。

 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　　生：○

　　ロック：○

　　水割り：○

　お湯割り：△

ソーダ割り：◎　　　 

 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★★☆

　レア度：★★★★

　　芋度：☆

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)