焼酎名:さつま諸白(さつまもろはく)
度数:25度
原材料:黄金千貫(鹿児島県産)・米麹(タイ産米)
麹:白麹
蒸留:常圧
製造元:鹿児島酒造株式会社
(黒瀬杜氏伝承蔵)
◆【焼酎について】◆
「さつま諸白」は鹿児島県阿久根市の焼酎。
鹿児島県鹿児島市に本社を置く鹿児島酒造㈱の黒瀬杜氏伝承蔵で製造されている。
鹿児島酒造のレギュラー焼酎で、平成26年度の熊本国税局艦評会で「優等賞」を受賞している。
瓶のラベルに焼酎の説明などは記載されていないが、鹿児島酒造のHPに説明があるので、以下に転載。
(鹿児島酒造のHPの説明を転載)
第2代薩摩藩主島津光久公が阿久根に一泊された折、献上された焼酎のあまりの美味しさに「諸白」と称して絶賛されました。
それ以来、阿久根焼酎は全国各地で銘酒の誉を頂いてます。
阿久根焼酎の伝統と黒瀬杜氏を伝承する製法で造られた本格焼酎「さつま諸白」は白麹の円やかな飲み口で、その芳醇な香りは心地よい酔いを約束します。
このように書かれている。
昔から現在に至るまで高く評価されているのが見て取れる。
そして「諸白」とは「上等」などといった誉め言葉でもあることを知った。
勉強になるなぁ。
それはさておき、さっそく頂いてみましょうかね。
■香り■
甘く芳醇な芋焼酎らしい素直な香り。
■生■
まろやかで優しい甘みと旨みがある。
適度なコクがあり、深みのある味。
■ロック■
程よい甘みと旨みのある味。
後味はスッキリとしてキレが良い。
■水割り■
優しい甘みがあり、程よいコクのあるスッキリ味。
芋の風味が崩れず割り負けしない。
■お湯割り■
じわじわと芋の甘みと旨みを感じさせるキレの良い味。
◆【感想】◆
白麹らしい優しい味わいながらも、しっかりと芯のある味わいの焼酎だった。
バランスが良く、どの飲み方でも美味しい。
ワシとしては特にお湯割りが美味しかった。
蔵のHPでは、お湯割りと水割りがおすすめの飲み方となっていたが、たしかに美味しい。
ワシは、それに加えて生も非常に美味しいと感じた。
生でグイグイと飲むことはあまりないのだが、この焼酎の生は飲みやすく美味しい。
島津光久公は、どのような飲み方をして「諸白」と絶賛したのか知らないが、生で飲んだかもしれないな。
この焼酎の存在は、かなり昔から知っていたし興味はあった。
しかし、行きつけの酒屋では隅の方に置いてあり他の焼酎に気を取られて購入することはなかった。
今回、ついに手を伸ばして飲んでみるとなかなか美味しいではないか!
価格も安く、1000円しない程度の価格。
普段飲みにも適した飲み飽きない味。
こういう安くて美味しい焼酎はワシは好きだ。
いいな「さつま諸白」。
そのうち、また晩酌用に購入することでしょう。
さてさて、最後にワシの酔い語りの時間ですよ。
ワシも「諸白」みたいな感じで一度は絶賛されてみたいと密かに思っている。
まぁ、クソッタレ人間なので無いだろう。
それでも何か絶賛されるものはないかと考えた。
考えに考えて、1つだけ可能性があるものが浮かんだ。
それはワシ自身から出る唯一無二のもの。
寝転んだ状態でワシの下腹部の「さつまいも」をシゴいていたところ、それは突然飛び出した。
それはそれは綺麗な色をした「雫」だった。
その「雫」の色をどう表現していいのか分からないが、一言で言うと「モロに白濁していた」。
ワシはそれを略して「モロハク」と呼ぶことにした。
先日、妻の腹部にその「雫」を出してみたところ「諸白」とは言われなかったが、有り余る体力を絶賛された。
とても嬉しいです。
【オススメの飲み方 】
生:○
ロック:○
水割り:○
お湯割り:◎
【総合評価】星5段階評価
評価:★★★
レア度:★★★
芋度:★★★
(※★1点、☆0.5点)
※個人の感想です。
(レビューした人:会長)
コメントをお書きください
垂水のおじさん (火曜日, 18 5月 2021 23:58)
鹿児島県の芋焼酎がお好きなようで嬉しいです。
鹿児島県内には私も知らないような焼酎が山ほど存在していますので、少しずつ制覇していただければ幸いです。
ちなみに私が好きな焼酎は別撰神川、美し里、伊佐大泉です。
ご存知ですか?
会長 (水曜日, 19 5月 2021 00:28)
>垂水のおじさん 様
コメントありがとうございます。
どれも存じ上げておりますよ。
伊佐大泉に関しては蔵元に見学させていただきました。
美し里は社会人なりたての頃に鹿児島市内の酒屋で購入しました。
美し里はそれっきりなので、久々に飲んでみたくなりました。