2020年製 春のてんぐ桜（2020ねんせいはるのてんぐざくら）Blog＃188

焼酎名：2020年製 春のてんぐ桜（2020ねんせいはるのてんぐざくら）

　度数：25度

原材料：黄金千貫（いちき串木野産※佐保井地区）・米麹（いちき串木野産※秋はるか）

　　麹：白麹

　蒸留：常圧

製造元：有限会社白石酒造

 

 

◆【 焼酎について】◆

「2020年製 春のてんぐ桜」は鹿児島県いちき串木野市の焼酎。

年に一回だけ限定販売される原料にも非常にこだわった無濾過焼酎。

焼酎についての説明が包装紙に貼ってあるラベルに詳しく記載されている。

そのラベルの説明書きを以下に転載。

 

(包装紙のラベルを転載）

2020年製 春のてんぐ桜

 

麹米

2020年製

秋はるか

いちき串木野産

100％

 

芋

コガネセンガン

いちき串木野産

（佐保井地区）

100％

 

蒸留器

木桶製＋錫蛇管

20％

ホーロー製＋ステンレス蛇管

80％

 

包装紙はお酒を紫外線から守る為に巻いております。

包装紙を巻いた状態で管理してくださいますようお願い致します。

無濾過のため澱が発生する場合がございますが、品質には影響いたしません。

澱がみられる際は、軽く振ってからお飲みください。

 

このように書かれている。

原料から蒸留器にいたるまでシンプルながら豊富な情報が記載されている。

それだけ多くの情報を飲み手に伝えたいということだろう。

さぁ、さっそく開栓してようかね。

 

 

■香り■

フレッシュで香ばしい、しっかりとした芋の香り。 

 

■生■

濃厚な芋の旨味を甘みのある味。

後味に少し苦みがあるが、良いアクセントになっている。ま

 

■ロック■

まろやかな口当たりだが、芋の風味は濃厚で強い。

冷やされて締まりのある甘みと濃厚な旨みがあり美味しい。

 

■水割り■

フルーティさと芋臭さの両方を兼ね備えた風味豊かな味。

飲みやすく旨みもしっかりしている。

 

■お湯割り■

甘みと旨みが一層引き出されている。

いつまでも余韻に浸れるほどの芋の風味が強い。

 

 

 ◆【感想】◆

濃厚かつパワフルな芋の風味の焼酎だった。

とにかく旨みが強く、フレッシュさ溢れる香りが特徴的。

荒濾過なので、透かして見ると濁り具合もかなりのもの。

どの飲み方でもそれぞれに違った美味しさがあるが、共通しているのは抜群の旨味。

ワシとしては、お湯割りが一番美味しかった。

ちょうど最近、欲していた系統の味だったので、一層美味しく感じた。

酒屋さん話によると「2020年製 春のてんぐ桜」は非常に出来がいいとのことだった。

蔵元である白石酒造さん自身も、この焼酎の出来に満足しているという話も聞いた。

蔵元が満足する味に仕上がっているなら、そりゃ美味い以外ないだろう。

お湯割りはホントに止まらんほどに美味しい。

たまの息抜きに水割りを飲んだりするのも堪らなく美味しい。

酔った勢いで、鶏皮の甘辛炒めなんか作ってみたもんだから、余計酒が進んでしまった。

とにかく、飲み応えがあり満足感の高い焼酎だった。

やっぱり天狗櫻シリーズは美味しい。

というか、ワシは白石酒造さんの焼酎が好きなんだろうな。

仕方ないので、告っておこう。

 

す、好きです…。

 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　生：○

　ロック：○

　水割り：◎

お湯割り：◎

 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★★★☆

　レア度：★★★★

　　芋度：★★★★☆

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)