やきいも黒瀬（やきいもくろせ）Blog＃185

焼酎名：やきいも黒瀬（やきいもくろせ）

　度数：25度

原材料：黄金千貫（鹿児島県産）・米麹（タイ産米）、（米こうじ好適米）

　　麹：白麹

　蒸留：常圧

製造元：鹿児島酒造株式会社

　　　（黒瀬杜氏伝承蔵）

 

 

◆【焼酎について】◆

「やきいも黒瀬」は鹿児島県阿久根市の焼酎。

鹿児島県鹿児島市に本社を置く鹿児島酒造㈱の黒瀬杜氏伝承蔵で製造されている。

単なる芋焼酎ではなく「焼き芋」で仕込まれたのが大きな特徴の焼酎。

焼酎についての説明が裏ラベルに書いてあるので、以下に転載。

 

（裏ラベルの説明を転載）

やきいも黒瀬は、「芋は焼いた方がおいしい！」という発想をもとに、良質な黄金千貫を丁寧に焼いて造られた焼き芋焼酎です。

焼き芋焼酎の元祖蔵が醸す、焼き芋の香ばしい香りと上品な甘味を心ゆくまでお楽しみください。 

 

このように書かれている。

また、原材料名やアルコール分等の記載の後には、以下のような記載もある。

 

（裏ラベルについての追記を転載）

タイ産米は長粒種で硬質米のため品質の良い安定した米麹に仕上がることから、弊社こだわりの「米こうじ好適米」として使用しています。

 

このようにも書かれている。

とてもこだわりのある芋焼酎なのがラベルから見て取れる。

さてさて、開栓しましょうかね。

 

 

■香り■

甘く香ばしい香り。

 

■生■

甘みと独特の香ばしさのある芳醇な味。

後味はやや辛く、酸味と渋みもある。

 

■ロック■

口に含むと香ばしい甘みが広がる。

後味はやや酸味と渋みのある味に変わる。

 

■水割り■

スッキリした甘みのある味だが、独特の香ばしさは変わらない。

後味の渋みを強く感じる。

 

■お湯割り■

甘みと香りが一層増して「焼き芋」らしい香ばしさと旨みのある味。

コクもあり飲みごたえがある。

 

 

 

◆【感想】◆ 

優しい甘みに加えて、独特の香ばしさが特徴的な焼酎だった。

単なる「さつま芋」ではなく、「焼き芋」という通常とは違う仕込み方が確実に味に現れている。

独特の香ばしさがとても印象的。

特にお湯割りで「焼き芋焼酎」の持つポテンシャルがフルに発揮されているように感じた。

ワシ的にはお湯割りがイチオシ。

表現しにくい香ばしさだが、焼き芋の皮ごと齧った時の味に似ているのだ。

「甘み」の後に感じる「渋み」が、そう感じさせる。

恥ずかしながら貧乏性のワシは「焼き芋」の皮まで食べることが多い。

その時の味に似ているのだ。

あまり他人の焼き芋の食べ方について聞いたことはないが、皮まで食べる人は少数派なのかな？

まぁ、どちらでもいいが甘みと渋みのハーモニーがとても美味しい。

それにしても、何とも判断しにくい味である。

初心者ウケしそうで、そうでもない感もある。

正直なところ、ワシは芋焼酎を飲み過ぎて感覚がマヒしているのだと思う。

この味は少しだけ特殊なので、万人ウケする味なのか分からない。

少し個性的ではあるが、比較的飲みやすい部類だと思う。

どうだろう？

 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　生：〇

　ロック：〇

　水割り：〇

お湯割り：◎　　 

 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★★

　レア度：★★★

　　芋度：★★★

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)