焼酎名:蒸留直詰 山吹の里(じょうりゅうじかづめやまぶきのさと)
度数:25度
原材料:黄金千貫(宮崎県産)・米麹(国産米)
麹:黒麹
蒸留:常圧
製造元:株式会社落合酒造場
◆【 焼酎について 】◆
「蒸留直詰 山吹の里」は宮崎県小林市の焼酎。
黄金千貫を原料に黒麹で仕込まれた無濾過の数量限定品。
焼酎の説明が裏ラベルに書いてあるので、以下に転載。
(裏ラベルの説明を転載)
契約農家による宮崎県産芋「黄金千貫こがねせんがん」を使用。
通常商品の「山吹の里」は2年程度熟成させ、柔らかくまろやかな酒質に仕上げていますが、「蒸留直詰 山吹の里」は蒸留したばかりの新酒を使用しております。
癖が強く荒い酒質です。ご注意ください。
蒸留後すぐに加水し無濾過で瓶詰めしております。
蒸留したてそのままの無垢な芋焼酎です。
お好みの飲み方でお楽しみください。
蒸留日 令和2年11月16日
瓶詰日 令和2年11月16日
このように書いてある。
癖の強さなどについての注意書きがあるとは…。
逆に楽しみな味だな。
さてさて、飲んでみましょうかね?
■香り■
甘く香ばしい濃厚な香り。
ややガス臭が残っている。
■生■
濃厚で甘みと旨みのある味。
後味はオイリーで舌に纏わりつくクセのある味。
■ロック■
しっかりとした甘みと旨み、そしてわずかに渋みのある味。
生より少しクセが抑えられている。
■水割り■
甘みと旨味を充分残して割り負けしないタフな味。
やや渋みがあるが、スッキリとして飲みやすい。
■お湯割り■
芋の風味がしっかりと引き出されたコクのある濃厚な味。
甘みや旨味などのバランスが取れていて美味しい。
◆【 感想 】◆
濃厚で芋の風味溢れる味の焼酎だった。
ラベルの注意書きに癖が強いとの内容が書かれていたのも頷ける。
たしかに芋焼酎に慣れていない人が飲むと「臭い」「味が強い」などと言われそうな気がする。
逆に芋焼酎を飲み慣れた人からすると濃厚な味が堪らなく美味しく感じることだろう。
これは間違いなく飲み手を選ぶ焼酎だと思う。
濃厚な味の芋焼酎が好きな人がとことん好む味じゃないかな。
出荷数も取扱店も少ないので、これを狙って購入する人は本物の芋焼酎好きだろう。
瓶を透かしてみれば分かるが、結構濁っている。
それだけ無濾過で不純物が多く含まれているということだろう。
しかし、「不純物=旨味成分」という考えならば、濁りまくっていいとさえ思う。
毎日のように芋焼酎ばかり飲んでいるワシは頭のネジがいくつか取れていれるのかもしれない。
いや、もともとネジ緩んでいたか、ネジ付いてなかったのかもしれない…。
うん…。
いや…誰かフォローしてよ!
この焼酎は二度目の緊急事態宣言下で飲み場を提供してくれた副会長宅で開栓した。
優しく料理上手な奥様の手料理を肴に夜遅くまで飲んだ。
自分で言うのもなんだが、超陽キャな会長ワシは元気過ぎて夜分遅くまでお騒がせした。
いや~、すまんね。
反省してま~す。
そして、またそのうちお邪魔しようと企んどるよ。
そん時は、よろしくね。
【オススメの飲み方 】
生:〇
ロック:〇
水割り:〇
お湯割り:◎
【総合評価】星5段階評価
評価:★★★★
レア度:★★★★
芋度:★★★★☆
(※★1点、☆0.5点)
※個人の感想です。
(レビューした人:会長、副会長)
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