雲海（うんかい）Blog＃167

焼酎名：雲海（うんかい）　

　度数：25度

原材料：そば・麦麹・米（国産）　　

　　麹：白麹　

　蒸留：減圧

製造元：雲海酒造株式会社　綾蔵

 

　　　

◆【焼酎について】◆

「雲海」は宮崎県東諸県郡綾町の焼酎。

1973年（昭和48年）に日本で始めて、そばを原料とした「そば焼酎」として誕生した。

流通量も多く、日本で最も広く知られている「そば焼酎」ではなだろうか。

「そば焼酎」自体の歴史こそ浅いものの、すでに世間では広く定着している。

「雲海」は減圧蒸留で雑味を抑えた味だからこそ、全国的に普及した要因の一つではないかと思う。

そんな「雲海」の裏ラベルに少しだけ説明があるので、以下に転載。

 

（裏ラベルの説明を転載）

厳選されたそばと宮崎の豊かな自然が育んだ清冽な水を使用し造り上げた、

すっきりとした甘さ、爽やかな香りの本格そば焼酎。

 

このように書かれている。

実にサッパリとした書きぶりだ。

さーてさて、飲んでいこうかね。

 

 

■香り■

爽やかでは華やかな軽快な香り。　

 

■生■

まろやかで優しい甘みのある味。

そばの風味は控えめだが、ほのかに感じる。

 

■ロック■

クセが無く、爽やかで優しい甘みがある。

 

■水割り■

スッキリとした甘みがあり、非常に飲みやすい。

 

■お湯割り■

華やかで甘みのある味が広がるが、好き嫌いの分かれそうな味。

主張し過ぎないあじだが、一癖ある味。

 

■ソーダ割り■

爽やかで清涼感のある味。

焼酎自体にクセがないので、炭酸との相性が良い。

 

 

◆【感想】◆

爽快でスッキリした味だった。

とても爽快な味なので、比較的万人ウケするタイプだと思う。

そばの香りや風味自体は、結構控えめ。

しかし、減圧蒸留ならではの華やかさとスッキリした味なので幅広い層が楽しめる味だろう。

近年、この「雲海」をベースにした「そばソーダ」が広く巷で流行っていた。

吉田羊さんを起用した、印象的なCMを覚えている人も多いことだろう。

巧く出来たCMで、「ちょっと飲んでみようかな！」という気持ちにさせるようなCMだった。

実際に蔵元の狙い通り、幅広い層の開拓に成功したことだろう。

ワシ自身が少し前までは、本格焼酎のソーダ割りなんか邪道だと思っていたが、飲んでみると思いのほか美味しいものもある。

いやぁ、古い価値や先入観を持ちすぎるといけないな。

おかげで、なんだか若返った気分だわい。

ちなみに前述の印象的な「雲海」のCMでは、以下のようなフレーズがあった。

「そりゃそうだ、そばソーダ」。

吉田羊さんが酔った感じで飲み会を盛り上げるような内容だった。

その中で、ダジャレや親父ギャグ的なノリで「そば焼酎」を飲むというもの。

このCM自体は、親父ギャグ全開で全く若返れないノリだが印象には残るものだった。

まさか、令和の時代に昭和の親父ギャグで攻めてくるとは…。

いやはや、いつまでも若くありたいものだな。

 

ホントに…

 

 

 

ダジャレを言うのは誰じゃ？

      

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　　生：〇

　　ロック：◎

　　水割り：〇

　お湯割り：〇

ソーダ割り：◎

　　 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★

　レア度：☆

　そば度：★

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)