岩いずみ（いわいずみ）Blog＃157

焼酎名：岩いずみ（いわいずみ）

　度数：25度

原材料：黄金千貫・米麹（タイ産米）

　　麹：白麹、黒麹

　蒸留：減圧、常圧

製造元：白露酒造株式会社

 

 

 

◆【焼酎について】◆

「岩いずみ」は鹿児島県指宿市の焼酎。

自社畑産と地元契約農家産の厳選された黄金千貫で仕込まれた芋焼酎。

裏ラベル等に焼酎についての説明はないので、白露酒造のHPの説明を以下に転載。

 

(白露酒造HPの説明を転載）

減圧蒸留法によるスッキリした味わい、常圧蒸留法のドッシリした味わい。

白麹・黒麹数種類のモルトを絶妙にブレンドした焼酎。

岩の間からほどばしる清冽な水のように切れ味がよく、すっきりとした飲み口が食中酒として最適です。

 

このように書いてある。

どうやら、こだわりのブレンド焼酎のようだ。

今宵は「鉄肝会」の仲間たちと宅飲みでの開栓だ。 

 

 

■香り■

芋の香りは控えめで、比較的で爽やかな香り。

 

■生■

爽やかでスッキリした甘みがある。

後味はキレがある。

 

■ロック■

芋の風味をあまり感じさせず口に入ってくるが、じわじわと芋のスッキリした甘みが広がる。

後味には、ややピリッとした辛さがある。

 

■水割り■

角が取れ丸みのある柔らかな口当たり。

ほのかな芋の風味とスッキリした後味が非常に飲みやすい。

 

■お湯割り■

ほのかな甘さの後にスパイシーな主張のある後味がある。

割り方の濃さ次第で、口の中での味の変化がいろいろと楽しめる。

 

 

 

◆【感想】◆ 

全体的にはスッキリとしてキレのある後味が特徴的な焼酎だった。

どの飲み方でもバランスの取れたタイプだと思う。

ただ、THE芋焼酎という味ではなく、比較的ライトな味。

生を飲んだ感じでは、お湯割りには不向きかと思ったが、思いのほか美味しかった。

芋々しい焼酎を飲みたい時には少し物足りないかもしれないが、酒造HPにあるように食中酒としては良いと思う。

これだけスッキリした味ならば、料理の味を損なうことはないだろう。

水割りは飲みやすく、ついつい飲み過ぎてしまう危険なタイプだ。

どうやら飲み方次第でいろいろと変化が楽しめる焼酎のようだな。

さてさて、感想の締めに今回の宴の「酒の肴」について少し語ろうかな。

新コロとかいう疫病のせいで、世間では様々な行事やイベントが中止となっている。

もちろん、我々「鉄肝会」も例年開催している宴や旅行などは自粛している状況だ。

そんな中、せめて宅飲みでも出来ればと思い、今回は宅飲みという形で、小さな小さな宴会を開催する運びとなったのだ。

ちなみにワシが住んでいるのは、福岡県古賀市というの日本海側に面した沿岸部。

ワシはキッズだった頃から、夏は毎日のように海で遊んでいた。

だから、海の食材がとにかく大好きだ。

今回の珍食材は「カメノテ」という甲殻類の仲間。

宴会で「カメノテ」を酒蒸しにして頂いたのだが、これがまた美味！

味的にはエビやカニ、貝類の中間くらいの味。

味噌汁にしても出汁が出て美味い。

見た目は少しグロテスクだが、食べたことない方は一度食べてみられてはいかが？

 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　生：〇

　ロック：〇

　水割り：◎

お湯割り：◎

 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★

　レア度：★★★☆

　　芋度：★★☆

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長、副会長、T・坂本)