焼酎名:MUGEN白波(むげんしらなみ)
度数:25度
原材料:黄金千貫(鹿児島県産)・米麹(国内産米)
麹:白麹
蒸留:常圧
製造元:薩摩酒造株式会社
◆【焼酎について】◆
「MUGEN白波」は鹿児島県枕崎市の焼酎。
薩摩酒造が2019年から期間限定で発売している比較的新しい商品。
焼酎については裏ラベルにしっかりと説明書きがあるので、以下に転載。
(裏ラベルの説明を転載)
∞MUGEN白波∞
黒瀬杜氏の伝統の技に新しい技術を融合。
新しい時代も本格焼酎の無限の可能性を追求する姿勢を表現するため、白波に“MUGEN”と冠して名付けました。
∞味わいの根拠∞
特許技術「土室糖化芋」採用。
原料芋を土中で2ヶ月間熟成し、自然な甘さを最大化
新技術「MUGEN蒸留」採用
目指す酒質実現のために採用した新蒸留技術
∞美味しく楽しんでいただくために∞
・優しい甘さを最大限お楽しみいただくため、濾過を強くかけず、
旨み成分を多く残しているため白濁していますが品質上問題ありません。
・よく振ってからお飲みください。
・品温が上がると旨み成分が溶け込んで透明になる場合があります。
・酸化しやすい酒質のため、UVカットの透明袋に入れ、冷暗所で保管し、お早めにお召し上がりください。
このように書いてある。
何だか凄いこだわりと新製法がどうのと覚えきれない。
そして、説明にあるようにこの焼酎は販売時に透明のUVカット袋に入れられていたのだ。
ここまでしてある焼酎は初めて見た。
さぁさぁ、難しいことは忘れて、とっとと開栓だ!
■香り■
濃厚で甘い芋の香り。
少しアルコール感のある臭いがする。
■生■
甘みが強く濃厚な旨みがある。
後半はやや渋みのある味に変わる。
■ロック■
シャープな甘みと旨みがある。
後半は生と同様にやや渋みを感じる。
■水割り■
甘みと旨みが予想外なほど薄くなってしまう。
割るなら濃いめのほうがよさそう。
■お湯割り■
しっとりとした口当たりだが、甘みと旨みの引き立った濃厚な味。
芋の香りと風味がとても良い。
◆【感想】◆
濃厚な風味が特徴的な焼酎だった。
通常版の「さつま白波」とは全く別物の味。
結構近い味なのかと思ったが、やはり無濾過や荒濾過特有の味だった。
さすがは、大手の薩摩酒造さん。
特許製法とか駆使して新しい味を追求したりするんだな。
ラベルも通常版「さつま白波」のデザインを少し変えただけなのに魅力的に見えてしまう不思議。
焼酎名も漢字で「無限」ではなく、あえて「MUGEN」の文字を使うところがニクい。
どことなく、80年代の名曲「MUGO・ん…色っぽい」を連想させる感じが堪らない。
この曲が頭をよぎった時、MUGEN白波を鼻からボタボタと吹きだしてしまったほどだ。
恐らくこの焼酎を企画した人や杜氏さんの中に工藤静香のファンがおったんやないかと思う。
ふざけやがって。
【オススメの飲み方 】
生:〇
ロック:〇
水割り:〇
お湯割り:◎
【総合評価】星5段階評価
評価:★★★
レア度:★★★
芋度:★★★★
(※★1点、☆0.5点)
※個人の感想です。
(レビューした人:会長)
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