焼酎名:アビスへの誘い(あびすへのいざない)
度数:25度
原材料:黄金千貫、米麹(国産米)
麹:黒麹
蒸留:常圧
製造元:合資会社光武酒造場
◆【焼酎について】◆
「アビスへの誘い」は佐賀県鹿島市の焼酎。
元々は清酒をメインで造っていた蔵だが、焼酎造りにも力を入れている。
チャレンジ精神溢れる蔵で、アニメやゲームなどのコラボ商品も多く発売している。
この「アビスへの誘い」は、RPGゲーム「ロマンシング サ・ガ」とのコラボ商品。
2016年に佐賀県と「ロマンシング
サ・ガ」がコラボした際に数量限定で販売されていたもの。
焼酎名から、この蔵のヒット商品「魔界への誘い」との関連が思い浮かぶだろう。
とりあえず、焼酎の説明が裏ラベルに書いてあるので、以下に転載。
(裏ラベルの説明を転載)
口に含むと黒麹特有の香りを持ちながらも、
香りと味わいのまろやかさが特徴の本格芋焼酎です。
原料には黄金千貫を使い、黒麹で仕込みました。
麹には原生麹の黒麹を使用しております。
荒ごし濾過という方法で濾過し、こだわって造った味わいを大切にしています。
このように書かれている。
どこかで見かけた文章に酷似している。
さてさて、このワシをアビスとやらへ誘ってもらうとするか。
■香り■
黒麹らしい香ばしく甘い香りがする。
■生■
まろやかな口当たりだが、濃厚でやや苦味のある味。
■ロック■
濃厚なコクとほのかな甘みがあって飲みやすい。
後味は、やや酸味と苦味のある味。
■水割り■
スッキリとした甘みのある味。
黒麹のコクをほんのりと残した優しい味。
■お湯割り■
甘みと香ばしさがハッキリと表に出ている。
芋の美味しい要素を一番感じる飲み方。
◆【感想】◆
なかなか濃厚でコクのある焼酎だった。
すでにお気付きかもしれないが、これは「魔界への誘い」と中身が同じなのだ。
名前からして分かりますよね。
当然、飲んだ結果もほぼ同じですよ。
渋みや少なく酸味があるように感じたけど、仕込み時期の問題かな?
多少違うのは当たり前だろう。
中身が同じなのは、分かっていたけど、ロマサガファンだから確かめただけ。
もともと「魔界への誘い」の隠れファンでもあるしね。
ちなみに「アビス」というのは、「ロマンシング サ・ガ3」の四魔貴族が潜んでいるゲートのこと。
ゲームしたことなければ、意味不明だろう。
それだけマニア限定の商品だということだ。
それにしても、またロマサガのコラボ焼酎を出さないかなぁと期待している。
光武酒造さん、お願いします!
またロマサガとのコラボがあったら、限定ラベル焼酎を販売してください!!
【オススメの飲み方 】
生:○
ロック:◎
水割り:○
お湯割り:◎
【総合評価】星5段階評価
評価:★★★
レア度:★★★★★
芋度:★★★
(※★1点、☆0.5点)
※個人の感想です。
(レビューした人:会長)
コメントをお書きください
枦木園 (金曜日, 09 10月 2020 22:13)
光武酒造場はコラボが多い印象ですね。
アビスなんてロマサガ3でしか出てこないワードかと思ったらロマサガまでコラボしてたとは。
よく見たらラベルも小林智美でした。
無濾過+二段仕込みで「かすみ二段」くらいなら実力ある蔵ならやれそうなものですが…。
会長 (金曜日, 09 10月 2020 22:28)
>枦木園 様
コメントありがとうございます。
密かにコラボしてたので、販売店見つけるのに少し苦労しました。
そうなんです、ラベルもちゃんと小林智美のでマニア向けなんです。
いい感じにロマサガの技をぶっ込んで来られましたねw