魔界への誘い（まかいへのいざない）Blog＃146

焼酎名：魔界への誘い（まかいへのいざない）

　度数：25度

原材料：黄金千貫、米麹（国産米）

　　麹：黒麹

　蒸留：常圧

製造元：合資会社光武酒造場

 

 

◆【焼酎について】◆

「魔界への誘い」は佐賀県鹿島市の芋焼酎。

黄金千貫を原料に黒麹で醸されいる。

元々は清酒をメインで造っていた蔵だが、焼酎造りにも力を入れている。

チャレンジ精神溢れる蔵で、アニメやゲームなどのコラボ商品も多く発売している。

「魔界への誘い」は、この蔵のヒット商品の１つで佐賀県では酒屋からコンビニまで広く販売されている。

焼酎についての説明が裏ラベル裏ラベルに書かれているので、以下に転載。

 

（裏ラベルの説明を転載） 

「魔界への誘い」は、口に含むと、黒麹特有の香りを持ちながらも、

香りと味わいのまろやかさが特徴の本格芋焼酎です。 

原料には黄金千貫を使い、その両ヘタを丁寧に切り込み、異臭の成分を極力抑えました。 

麹には原生麹の黒麹を使用しております。 

また、原料や蒸留にこだわったとしても、濾過が強すぎるとせっかくの甘みと深みが飛んでしまい、

辛いばかりの味わいの無いものができます。 

それを防ぐために「魔界への誘い」は「荒ごし濾過」という方法で濾過し、

こだわって造った味わいを大切にしています。 

 

このように書かれている。 

原料の処理にも手間暇かけて造られていることが分かる。

ではでは、魔界へ誘ってもらおうかね。

 

 

■香り■

黒麹らしい香ばしく甘い香り。

 

■生■

程よいコクと香ばしさのある味。

後味はやや苦味がある。

 

■ロック■ 

まろやかで程よいコクとほのかな甘みのある味。

 

■水割り■

スッキリとした甘みのある味。

黒麹のコクをほんのりと残した優しい味。

 

■お湯割り■ 

甘みと香ばしさが引き立った味。 

芋の美味しい要素を一番感じる飲み方。

 

 

◆【感想】◆ 

程よいコクがありスッキリとした綺麗な味の焼酎だった。 

「魔界への誘い」という、少し厳つい焼酎名とは裏腹に綺麗めな味わい。

ワシとしてはロックとお湯割りが特に美味しかった。

ロックは程よいコクとほんのり甘い味わいが楽しめた。

お湯割りは甘みと香ばしさが引き立った味わいが美味しかった。

佐賀県といえば日本酒のイメージが強い。

前述したように、この蔵自体も元々は清酒製造をメインにしていた蔵元。

清酒造りで培った技術も活かされているのか、焼酎も美味しい。 

芋焼酎の本場、鹿児島県や宮崎県の芋焼酎とは違った個性があって美味しいな。

思い起こせば、この焼酎を初めて飲んだのは、2005年に佐賀の嬉野温泉に旅行に行った時だった。 

夕食時に旅館で知らない名前の芋焼酎があるなと思って飲んだのが初めてだったな。 

聞いたことのない焼酎だったが、美味しかったので旅館の方にどこの焼酎か尋ねたところ、

「佐賀の芋焼酎です。」と言われて驚いたのを覚えている。 

それ以来、佐賀県滞在時に時々購入している晩酌用の１つ。 

佐賀県の芋焼酎もやるもんだ。

「魔界への誘い」は色んな味のバリエーションが出ているので徐々に試していきたいな。

 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　　生：○

　　ロック：◎

　　水割り：○

　お湯割り：◎

　　　　　

 

【総合評価】星５段階評価

　　　評価：★★★

　　レア度：★

　　　芋度：★★★

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)