撫磨杜(なまず)Blog#142

芋焼酎・撫磨杜の画像
芋焼酎・撫磨杜

焼酎名:撫磨杜(なまず)

 度数:25度

原材料:黄金千貫、紅薩摩・米麹(国産米)

  麹:白麹・黒麹

 蒸留:常圧

製造元:神酒造株式会社

 

 

◆【焼酎について】◆

「撫磨杜」は鹿児島県出水市の焼酎。

無濾過焼酎で特約店限定販売。

原料に黄金千貫と紅薩摩を使用し、白麹と黒麹の原酒をブレンドした3年長蔵の焼酎。

焼酎の裏ラベルに説明が書いてあるので以下に転載。

 

(裏ラベルの説明を転載)

「なまず」を知っていますか。

その風貌に似合わずデリケートで繊細な生物です。

人目にふれぬ所でゆっくりとじっくりと成長し、水質が悪くなると髭も退化し生きてゆけません。

この「撫磨杜」はたっぷりと大地の恵みを受け、澄んだ水(紫尾山系湧水)で仕込まれ育った芋焼酎です。

貴方の心を揺さぶる極上の味を「撫磨杜」は知っています。

 

このように書かれている。

説明書きに「極上の味」と書くのはかなり勇気のいることだと思う。

しかし、書くと言うことは味に自信があるのだろう。

もう我慢できん。

開栓だー!

 

 

■香り

濃醇で奥深い甘い香りがする。

 

まろやかな口当たりでアルコールの刺激がほとんどない。

しっかりとしたコクとほんのり甘みのある味。

 

ロック

深いコクと香ばしい芋の風味がしっかりした味。 

 

■水割り

割り負けしないしっかりとしたコクのある味。

飲みやすく旨みもしっかりしている。

 

■お湯割り

芋の甘味と旨みがしっかりと引き出されている。

舌に残る独特の香ばしい芋の風味が良い。

 

 

◆【感想】◆

熟成酒らしいまろやかさと深いコクのある焼酎だった。

種類のさつま芋と2種類の麹で造られた原酒をブレンドすることで生まれる美味い味。

無濾過焼酎ということで開栓前は少し構えていたが、驚くほどまろやかだった。

このまろやかさは長期貯蔵によるものだろう。

「無濾過」・「長期貯蔵」、それぞれが良い特徴が融合すると、こんな味になるのね。

どの飲み方でもそれぞれ美味しくて飲みごたえがあるが、特にお湯割りが美味しい。

このような系統のしっかりした味も、たまに飲むとクセになる。

またいつか機会があれば飲みたいと思う。

ちなみに「撫磨杜」という焼酎名は、「杜氏が撫でて磨いた」焼酎という意味だそうだ。

たしかに長期貯蔵するなど、手塩にかけて造り上げた焼酎なのだろうから。

そりゃ、美味くなりますよね。

ワシも股間のナマズを「撫でて」「磨いたり」するのだが味に変化はないようだ。

1つだけ起こる変化としては、ナマズのようなヌメリが出ることかな。


 

 

【オススメの飲み方 】

    生:

  ロック:

  水割り:

 お湯割り:

     

 

【総合評価】星5段階評価

   評価:★★★☆

  レア度:★★★★

   芋度:★★★★

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長)