焼酎名:茜霧島(あかねきりしま)
度数:25度
原材料:タマアカネ・米麹
麹:黒麹
蒸留:常圧
製造元:霧島酒造株式会社
◆【焼酎について】◆
「茜霧島」は宮崎県都城市の焼酎。
黒霧島で有名な霧島酒造の「霧島シリーズ」の1つ。
「香りを楽しむ焼酎」をコンセプトに、2014年6月から販売されている比較的新しい銘柄。
比較的新しい銘柄だが、研究開発から商品化までは約9年もの歳月をかけられたそうだ。
そんな、茜霧島の裏ラベルに「霧島シリーズ」らしい説明があるので以下に転載。
(裏ラベルの説明を転載)
茜色に染まる霧島
「何鳥(なにどり)か羽音(はおと)してきぬあかつきの茜のなかを使(つかひ)のやうに」
天才女流歌人の与謝野晶子が朝明けの茜色の空に浪漫を感じたように、茜霧島のラベルは霧島連山が美しい茜色に染まりゆく幻想的な世界を表現しています。
タマアカネ仕込みで味わい豊か
茜霧島の原料である芋の品種「タマアカネ」はオレンジ色の果肉と、南国のフルーツを思わせるような、爽やかな香り成分が特徴。
今までの焼酎にはないかんきつ系の香りが楽しめる、新しい香りと味わいの芋焼酎が誕生しました。
美新彩明なる美味しさ
フレッシュではなやかな香り、スッキリと飲みやすく、それでいてフルーティなコクとまるみを感じる彩り豊かな味わい。
そんな茜霧島の特徴を「美新彩明(ビシンサイメイ)」という四文字の言葉に込め、茜霧島のラベルに刻印しました。
このように書かれている。
相変わらず霧島酒造さんらしい説明で分かりやすい。
さぁ、今宵は焼酎の香りも楽しみましょうかね。
■香り■
華やかでフルーティな香りがする。
一般的な芋焼酎とは全く違う上品な香り。
■生■
芋のクセが無く、柑橘系に似た甘みのある味。
■ロック■
フルーティでスッキリした甘みのある味。
後味に少し渋みが残る。
■水割り■
水のようにスルりと飲め、全くクセのない優しい甘みのある味。
とても飲みやすい。
■お湯割り■
華やかな香りがするが、芋らしさがなく渋みが強い。
芋のお湯割り特有のほっこりした味がしないので物足りない。
■ソーダ割り■
爽快でサッパリした甘さと華やかさがあって美味しい。
◆【感想】◆
とてもフルーティで華やかな香りが特徴的な焼酎だった。
フルーティさだけなら、今のところ「霧島シリーズ」で一番だと思う。
芋焼酎特有の芋臭さやクセが無いので、芋焼酎初心者や女性にも好まれそうな味だと思う。
しかし、昔ながらの芋臭い焼酎が好きな人からの評価は分かれるところだろう。
今、流行りのソーダ割りの合いそうな気がしたので、ちょっと試してみた。
試してみたところ、シロップ抜きのチューハイみたいで、サッパリして美味しかった。
芋焼酎も進化したものだな。
こんな飲み方をする時代がくるとは…。
古風な性格のワシでさえちょっと美味しいとか思ってしまう。
いや、もしかしてワシは結構若いのか!?
どうだろうか?
世代的にはドラゴンボール、ビックリマンなどに夢中になった。
子どもの頃には、他にもいろんな漫画やアニメが流行っていたが「らんま1/2」もその一つ。
「茜(あかね)」と聞いてパッと思い浮かぶのは、「らんま1/2」の登場人物「天道あかね」。
やっぱ古いかな?
ちなみに漫画・アニメ「らんま1/2」で、ワシが好きだった女性キャラはヒロイン的ポジションの「天道あかね」ではなく「シャンプー」。
分かる人には分かる、高橋留美子先生らしい可愛いさ爆裂のキャラがたまらない。
誰か分かってくれんやろうか?
【オススメの飲み方 】
生:〇
ロック:◎
水割り:◎
お湯割り:△
ソーダ割り:〇
【総合評価】星5段階評価
評価:★★
レア度:★
芋度:☆
(※★1点、☆0.5点)
※個人の感想です。
(レビューした人:会長)
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