焼酎名:八幡ろかせず(はちまんろかせず)
度数:35度
原材料:黄金千貫・米麹(タイ米)
麹:白麹
製造元:高良酒造有限会社
◆【 焼酎について】◆
「八幡ろかせず」は鹿児島県南九州市の焼酎。
明治40年(1907年)創業の家族経営の小さな蔵が造るこだわり焼酎。
一時仕込みも二次仕込みも全て甕仕込み。
さらに、この焼酎の米麹にはタイ米を使用した焼酎。
ラベルに説明書き等はないが、豪快に「ろかせず」と書かれたラベルを見れば伝えたいことは分かる。
とにかくレギュラー版「八幡」の無濾過バージョンということ。
春ごろに少量だけ限定販売されるので、気を抜くと手に入らないこともある。
酒屋に入店後迷わず「八幡ろかせず」を手にする人は、間違いなくマニアだろう。
マニアな1人でもあるワシも開栓が待ちきれない。
いざ、開栓じゃ!!
■香り■
濃厚で甘い個性的な香りがする。
たくあんや奈良漬けのような漬物にも似た独特の香り。
■生■
甘みと旨みがぎっしり詰まった濃厚な味。
■ロック■
引き締まった甘さで飲みやすい。
後味に少し渋みがあるが、旨みのほうが強く気にならない。
■水割り■
程よい甘さと芋のコクがあって飲みやすい。
割り負けしないしっかりした風味。
■お湯割り■
香り、甘み、コク、それぞれが良い感じに伸びる。
濃いめに割ってもアルコールのキツさはなく、猛烈な旨みが口の中に広がる。
逆にかなり薄く割っても芋の風味がしっかりして美味しい。
◆【 感想 】◆
濃厚な甘みと旨みの強い骨太な焼酎だった。
開栓時の香りから確信する美味しさ。
どの飲み方でも美味しいのだが、お湯割りが特に旨い!
これはクセになる。
クセになる癖の強い味なので、芋焼酎を飲み慣れた人に好まれる味だろう。
逆に芋焼酎初心者からすると芋臭さから敬遠されそうな感じさえある。
それほど、好き嫌いが分かれそうな味なのだ。
ワシ自身は通常版の「八幡」がとても好きなのだが、一層パワフルなこの焼酎も堪らなく好きだ。
お湯割りでまったり飲めるので、気付けばかなり飲み過ぎていた。
4合瓶ではあるが、もう空っぽに近い。
今日中に無くなってしまいそう…。
名残惜しいが、美味しかった思い出は残ったので気にしない。
また来年を楽しみにしとこう。
【オススメの飲み方 】
生:〇
ロック:〇
水割り:〇
お湯割り:◎
【総合評価】星5段階評価
評価:★★★★★
レア度:★★★★☆
芋度:★★★★☆
(※★1点、☆0.5点)
※個人の感想です。
(レビューした人:会長)
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鍼灸師 (土曜日, 18 4月 2020 00:06)
ろかせず入手されたみたいですね。
羨ましい限りです。
私も飲みたいです。
会長 (土曜日, 18 4月 2020 07:37)
>鍼灸師 様
度々コメントありがとうございます。
まだ今なら特約店に在庫があるかもしれませんよ☆
金ちゃん (金曜日, 24 4月 2020 00:26)
八幡シリーズのお湯割りは旨いですよね。
八幡はお湯割りに限る!
お湯割りフレンドですな。
会長 (土曜日, 25 4月 2020 22:45)
>金ちゃん 様
コメントありがとうございます。
八幡のお湯割りはホント美味しいですね!
酒の減りが早すぎて困ります…
枦木園 (金曜日, 09 10月 2020 22:28)
今は鹿児島でも単品定価で手に入れるのは不可能ですが
味も香りも旨味も凝縮されてて最高にうまいですね。私の中では殿堂入りです。
焼酎を400種類以上飲みましたがこれを超える焼酎は今のところ無いです。
会長 (金曜日, 09 10月 2020 22:37)
>枦木園 様
コメントありがとうございます。
同じく最高に美味いと思っています。
販売時期をうっかり忘れてしまっていた時は地獄ですね。