いいちこ（いいちこ）Blog＃118

焼酎名：いいちこ（いいちこ）

　度数：25度

原材料：大麦・大麦麹

　　麹：白麹

　蒸留：常圧・減圧

製造元：三和酒類株式会社

 

 

◆【焼酎について】◆

「いいちこ」は大分県宇佐市に本社を置く三和種類株式会社の焼酎。

製造しているのは同社の日田市にある日田蒸留所。

1979年（昭和54年）から販売されているロングセラーの麦焼酎。

一般的にも広く知られる有名銘柄。

九州の北西部の大分県では昔から麦焼酎の製造が盛んで、この銘柄もその一つ。

その有名な銘柄の裏ラベルにはこのように書いてある。

 

（裏ラベルの説明を転載）

「いいちこ」は大麦・大麦麹100％と天然の清冽な水からつくられた本格焼酎です。

水割り、オン・ザ・ロック、そしてお湯割りで。

磨きぬかれた深いうまさを、お楽しみください。

 

このように書かれている。

シンプルで分かりやすく、なおかつ自信を感じる説明。

さすが、世に知れ渡る「いいちこ」。

とにかく、いただきます。

 

 

■香り■

スッキリ系の香りだが、ややクセがある。

少し表現は悪いが接着剤のような独特の香り。

 

■生■

まろやかでクセの無い味。 

 

■ロック■

ほんのり甘くフルーティな味。

 

■水割り■

爽やかでスッキリした甘みのある味。

 

■お湯割り■

まろやかな甘さと少し酸味のある味。

 

 

◆【感想】◆ 

クセがなく、飲み飽きしない焼酎だった。

さすがロングセラー商品。

やるな、「下町のナポレオン」。

久しぶりに飲んだが、懐かしく美味しかった。

特別な麦らしい香ばしさなどを求めるなら話は別だが、この「いいちこ」は、飲みやすく低価格で満足のいく１本。

そりゃ、長く親しまれますよね。

ちなみに、この「いいちこ」はワシが人生で初めて飲んだ「本格焼酎」なのだ。

焼酎自体は小学生の頃、知り合いにオッサンに悪ノリで飲まされたことがあった。

それも「メロンボール」というアイスの容器になみなみと注がれて。

でも、その注がれた焼酎はワンカップの「焼酎甲類」だったと記憶している。

今は、あまりない事かもしれないが、昔は大人が悪ノリで子供に酒を飲ませたりしていた。

本当は良くないことだが、ちょっと笑える懐かしい話。

いい意味で少しモラルの欠けた楽しい時代だったなと思う。

まぁ、それは置いといて、別の話に切り替えよう。

ちなみに、「いいちこ」とは大分の方言で「いいですよ」という「良い」を意味する言葉だそうだ。

ワシは、隣県の福岡に住んでいるが全く知らなかった。

「いいちこ(いいですよ)」の正しい使われ方は分からないが、「良い」という意味なら言われてみたい。

人間として「いいちこ（いいですよ）」みたいな言われ方をしたら、きっと嬉しいことだろう。

「いいちこ（いいですよ）」。

なんか素敵な言葉だな。

でもワシが言われて一番嬉しい言葉は…

 

「いいちんこ（いいぺにす）」。

……。

どうせ、ワシは「ナポレオン・オナパルト」ですよ…。

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　生：〇

　ロック：◎

　水割り：◎

お湯割り：〇

 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★

　レア度：☆

　　麦度：★

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長)