白麹仕込佐藤(しろこうじじこみさとう)Blog#117

芋焼酎・白麹仕込佐藤の画像
芋焼酎・白麹仕込佐藤

焼酎名:白麹仕込佐藤(しろこうじじこみさとう)

 度数:25度

原材料:さつまいも・米麹(国産米)

  麹:白麹

 蒸留:常圧

製造元:佐藤酒造有限会社

 

 

◆【 焼酎について 】◆

白麹仕込佐藤」は鹿児島県霧島市の焼酎。

一般的には「佐藤白」と呼ばれることが多いが、正式には「白麹仕込佐藤」

自分自身も普段は、「佐藤白」と呼んでいる。

この焼酎は「魔王」「森伊蔵」「村尾」いわゆる3Mと肩を並べるほど有名な逸品。

焼酎ブームの頃はプレミアム価格で取引されていたりして、入手困難だった。

佐藤には「白麹」「黒麹」「麦」の3銘柄が販売されている。

特に黒麹の「佐藤黒」が一番人気だが、白麹の「佐藤白」も負けじと人気の焼酎だ。

基本的には特約店でしか購入できない結構レアな焼酎。

ラベルには焼酎の説明などはなく、原料と取り扱い店の枠のみ。

分かっていることは、厳選した黄金千貫と白麹仕込み。

そして、霧島山系の清らかな水で丁寧に仕込まれているということ。

まぁ、つべこべ言わず飲んでみましょうかね。

 

 

■香り■

香ばしく甘い芋の香りがする。

 

優しい甘さと香ばしいコクのある味。

 

ロック

甘みがあり、香ばしいコク口いっぱいに広がる。

 

水割り

ほのかな甘みと優しく芋のコクがある。

水で割っても味が崩れず、飲みやすい。

 

お湯割り

ふくらみのある味で甘さやコクが一層増した。

口の中で、ふくよかな味わいが広がる。

 

 

◆【 感想 】◆ 

しっかりと芯のある香ばしい焼酎だった。

バランスタイプでどの飲み方も美味しい。

さすが有名銘柄だけある。

過去に「黒麹仕込佐藤」も飲んで美味しかった。

比較してみたくて今回、実は「白麹」と「黒麹」を同時に開栓して飲み比べてみた。

ワシは白麹仕込みのほうが好きなのもあってか「佐藤白」のほうに軍配が上がった。

芋の優しい甘みと香ばしいコクが、どの飲み方でもハイレベルで感じられたのが「白麹」だった。

正直、飲み飽きしないしないのも「白麹」のほうだ。

「黒麹」のほうも非常に力強い味で美味しいのだが、並べて評価すると印象が変わる。

したがって、過去に「佐藤黒」の評価を少し下げ、「佐藤白」のほうを高く評価しよう。

一般的には「佐藤黒」のほうが人気あるが、ワシは「佐藤白」のほうが好きだ。

酒は嗜好品だし、味は好みなのでしょうがないね。

さぁ、次は「佐藤麦」をと思っているが順番待ちの焼酎が多くて困るぜ。

 

─追記─

賛否はあるかと思うが、どうしても「佐藤白」と「佐藤黒」を1:1でブレンドしてみたいという衝動を抑えられなかった。

数日馴染ませて飲んだところ、白麹と黒麹の良い面が出て美味しかった。

意外な発見に新たな満足感を得た

 

 

【オススメの飲み方 】

   生:

 ロック:

 水割り:

お湯割り:

 

【総合評価】星5段階評価

  評価:★★★★☆

 レア度:★★★★

  芋度:★★★☆

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長)