太久保（おおくぼ）Blog＃115

焼酎名：太久保（おおくぼ）

　度数：25度

原材料：安納芋（鹿児島県産）・米麹（鹿児島県産米）

　　麹：黄麹

　蒸留：常圧

製造元：太久保酒造株式会社

 

 

◆【 焼酎について 】◆

「太久保」は鹿児島県志布志市の芋焼酎。

安納芋を原料に黄麹で醸されている。

原料の安納芋を焼き芋にしてから仕込む「焼き芋焼酎」として造られている。

焼酎の説明が裏ラベルに書いてあるので、以下に転載。

 

（裏ラベルの説明を転載） 

伝来古式黄麹【太久保】

古来から大切に育まれてきた『黄麹（たね）』がある。

その『黄麹（たね）』をもとに醸しだされた焼酎には、古き良き時代の温かさ、優しさが垣間見える。

甕壷熟成による とろみのある まろやかさ、黄麹による上品な香りを心ゆくまでお楽しみください。

 

このように書かれている。

取り扱いが難しいとされる黄麹を使用して、丁寧に仕込まれていることが分かる。

ではでは、さっそく味わってみましょう。

 

 

■香り■

上品で甘く華やかな香り。

 

■生■

まろやかで甘みと旨味のしっかりとした味。

後味に少し辛さがあるが良いアクセントになっている。

 

■ロック■

サラリとした口当たりでキリッとした甘みとコクがある味。

後味にやや苦みがあるが、甘みとの調和が取れている。

  

■水割り■

ほんのり甘くスッキリとした味。

後味にやや渋みがある。

 

 

■お湯割り■

旨みと甘みが一層増した伸びのある味。

芋のコクがしっかりと感じられて美味しい。

 

 

 

 ◆【 感想 】◆

華やかな香りと甘く風味豊かな味を堪能できる焼酎だった。

蜜のような上品な甘みは、どんな飲み方をしても美味しい。

ワシとしては生とお湯割りが特に美味しかった。

生はまろやかで甘みと旨味のしっかりした味わいが楽しめた。

お湯割りは甘みと旨味が増した風味豊かな味が楽しめた。

気を抜くとあっという間に瓶が空になりそうな美味しさと飲みやすさ。

何よりも黄麹仕込みにしては、しっかりとした味わいに仕上がっていると思う。

これは、「黄麹（たね）」にこだわって造られた焼酎なのかもしれないな。

黄麹仕込みの焼酎は、軽めの味のものが多いが「太久保」の風味は強め。

そういう意味でも、印象に残る焼酎の１つだな。

同じ黄麹仕込みの焼酎でも、銘柄によって全然味わいが違うということが再認識させられるな。

また機会があれば購入したいな！

裏ラベルの説明にあるように、古来から大切に育まれてきた『黄麹（たね）』が独特の美味しさを生み出している要因の1つでもあるのだろうな。

話は変わるが、ワシにも古来から大切に育んできた『精子（たね）』がある。

最近のワシの研究では『精子（たね）』の色から判断して、それは「白麹」の仲間だろうという結論に達した。

手前味噌だが、ワシのそれは風味豊かな味だと言われたことがある。

いやぁ～、まいっ精子(たね)。

…💋♌。

 

 

 

【オススメの飲み方 】

　　　生：◎

　ロック：〇

　水割り：〇

お湯割り：◎

 

【総合評価】星５段階評価

　　評価：★★★★☆

　レア度：★★★★

　　芋度：★★★

（※★１点、☆0.5点）

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人：会長、副会長、T・坂本)