白濁鶴見(はくだくつるみ)Blog#112

芋焼酎:白濁鶴見の画像
芋焼酎:白濁鶴見

焼酎名:白濁鶴見(はくだくつるみ) 

 度数:25度

原材料:白豊芋・米麹(国産米)  

  麹:白麹 

 蒸留:常圧

製造元:大石酒造株式会社

 

   

◆【焼酎について】◆

「白濁鶴見」は鹿児島県阿久根市の焼酎。

この焼酎は大石酒造のレギュラー焼酎「鶴見」の無濾過バージョンの限定酒。

蒸留してすぐ(検定後3日以内)の焼酎を濾過することなく瓶詰している。

焼酎についての説明が裏ラベルにあるので以下に転載。

 

(裏ラベルの説明を転載)

「白濁鶴見25%」

この焼酎には下記のような特徴がございます。

●日本一芋臭く、甘味がある個性的な芋焼酎を目指して製品化しました。

初めて芋焼酎を飲まれる方には不向きかと存じます。

●蒸留したままの焼酎を無濾過で25度にして瓶詰めしました。

瓶詰めより数ヶ月はガス臭が強烈ですが、開栓後数週間放置いただくことでガス臭が抜けて甘みのある芋焼酎を楽しめます。お試しください。

●気温等により白濁や、オリが出ますが、自然の味香の成分です。良く振ってご賞味ください。

●開栓後の長期保存は油成分の酸化により風味が劣化するのでお気を付けください。

 

このように書かれている。

焼酎の説明というより注意書き。

きっと、それだけ個性の強い焼酎であるということだろう

一体どんな味なのか気になるな。

さっそく開栓してみよう。

 

 

■香り■

甘くプンプンとした強い芋の香り。

開栓したては説明書き通りガス臭いがある。   

 

■生■

濃厚で風味が強い甘みのある味。

後味に少しアルコールの辛さがある。

※ガス臭が和らぎアルコールの刺々しさがなくなった。

穏やかで濃厚な甘みのある味に変化。(開栓後三週間)

 

ロック

風味豊かで締まりのある甘さと旨みのある味

後味にやや苦味がある。

 

水割り

生やロックに比べると比較的スッキリとした味だが芋の風味は強め。

口に含んだ時は水っぽい味だが、じわじわと芋の風味が広がっていく

 

■お湯割り

芋の甘みと旨み、そして香りが一層増して芋の味を深く堪能できる。

 

 

◆【感想】◆

非常に濃厚で風味豊かな味の焼酎だった。

ラベルの説明通り、芋焼酎初心者は注意が必要だと思う。

それほど主張の強い芋の風味がある。

ワシとしては、お湯割りが特に美味しかった。

他の飲み方も甲乙付け難いほど美味しいが、お湯割りが抜群に美味しく濃い味付けの料理との相性が良い。

ちなみにラベルに書いてあったように、開栓後しばらく時間をおいてみた。

そうすると確かに初開栓時のガス臭が抜け、味のほうも落ち着きが出ていた。

開栓時の荒々しさと少し時間を置いた落ち着きを楽しめたので得した気分だ。

やはり無濾過焼酎は美味しいな。

無濾過にも当たり外れはあるが、「鶴見」に関しては当たり焼酎だな。

芋焼酎が好きで濃厚な味を求めているのならば、オススメしたい1本。

 

さてさて、最後にちょっとだけワシの思い出話をしようかね。

「つるみ」と聞くと、どうしても思い出すことがある。

それは、1994年頃に放送されていた「学校ではおしえてくれないこと!!」というTV番組のこと。

ゴールデンの時間帯にも関わらず、かなり攻めた内容が多かった。

その番組のある回で「自慰行為」について出演者達が激論していたのを覚えている。

この番組では「自慰行為」を「皮つるみ」という言葉で表現し盛り上がっていた。

その「皮つるみ」というインパクトのあるワードは、ワシの脳裏に強く焼き付いてしまった

そのせいで「つるみ」と聞くだけで変な気分になる。

気になって調べてみたら「皮つるみ」の元ネタは、古文の宇治拾遺物語というものらしい。

ちなみに宇治拾遺物語では、古文らしく「かはつるみ」という表記だそうだ。

30年近くワシの脳裏に焼き付くとは…。

謎のオゲレツワード「皮つるみ」強すぎる。

それに、この焼酎「白濁」なのだから、余計にオゲレツ。

これにはさすがの、オゲレツ大百科のオゲレツ斎様もビックリである。

 

 

【オススメの飲み方 】

   生:

 ロック:

 水割り:

お湯割り

   

【総合評価】星5段階評価

  評価:★★★★☆

 レア度:★★★★

  芋度:★★★

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長、副会長、T・坂本)