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のんのこ黒(のんのこくろ)Blog#107

麦焼酎:のんのこ黒の画像
麦焼酎:のんのこ黒

焼酎名:のんのこ黒(のんのこくろ) 

 度数:25度

原材料:麦・米麹(国産米)  

  麹:黒麹 

 蒸留:減圧

製造元:宗政酒造株式会社

 

   

◆【焼酎について】◆

「のんのこ黒」は佐賀県西松浦郡有田町の焼酎。

宗政酒造さんは1985年(昭和60年)創業の佐賀県の酒蔵。

蔵の歴史は比較的新しいが、焼酎、日本酒、梅酒など多くの酒類を製造している。

佐賀県は日本酒が美味しいことで知られているが有名な焼酎もある。

この「のんのこ黒」は佐賀県内外でよく飲まれている麦焼酎。

原料には佐賀県産麦を100%使用。

佐賀県は日本有数の二条大麦の産地で現在日本一の生産量(※2018年)。

こだわり等について裏ラベルに書いてあるので以下に転載しよう。

 

(裏ラベルの説明を転載)

よりやさしくすっきりした口当たりの「のんのこ黒」。

有田黒髪山の清らかな水と佐賀県産の二条大麦・米を原料に、昔ながらの黒麹仕込みで今までにない味わいを生み出しました。

佐賀の自然と伝統がつくる、新しい味わいの「麦の黒」。

さらに、竹炭を使用した熟成とろ過によりおいしさに磨きがかかりました。

 

このように書かれている。

昔ながらの良さと新しい製法で造られた焼酎というのが分かる。

いったいどんな味に仕上がっているんでしょうね。

たまには気分を変えて麦焼酎をいただきましょうかね。

 

 

■香り■

ほのかな優しい麦の香りがする

少しだけアルコールの匂いがする。

 

■生■

まろやかで甘さと程よいコクのある味がして、後半は少しアルコール感のある辛口。

 

ロック

黒麹由来のコクと甘さがキュッと引き締まったような味。

 

水割り

スッキリした飲み口でほのかな甘さがコクがある。

 

■お湯割り

甘さとコクが増し、後半は少しアルコールの辛さを感じる。

お湯割りは口の中で瞬間的な味の変化が楽しめる。

 

 

◆【感想】◆

スッキリとした味の中に黒麹由来のコクを感じる麦焼酎だった。

どの飲み方も出来るバランスタイプの焼酎で価格も1000円程度とお手頃。

ワシとしてはロックと水割りが特に美味しかった。

ロックは締まりのあるシャープな味わいが楽しめる。

水割りはスッキリとした爽やかな味わいでの見飽きない。

ほとんどの料理に合うので、日々の晩酌向きかな。

ちなみに「のんのこ」とは、肥前地方の方言で「かわいい」や「きれい」といった意味だそうだ。

どこが「かわいい」かは分からないが、「きれい」というのは何となく分かった。

そんなワシの好み女性のタイプは「キレイ」派ではなく「かわいい」派。

まぁそれは置いといて…。

久しぶりに麦焼酎を飲んだが懐かしい気持ちになった。

ワシは若い頃、麦焼酎からスタートして焼酎を覚えていった。

あの頃は、何を食べても飲んでも美味しくて新鮮に感じていた。

特に居酒屋での飲食は、大人に一歩近づいているような気がして嬉しく感じていた。

初めて自分でボトルキープした時なんかは、とても大人になった気がした。

大人っぽい言葉にも憧れて、今まで使ったことのなかった言葉を積極的に使っていたのを覚えている。

その若かりし頃、会計時にカッコつけて「大将おあいそ!」なんて言葉を使ってみたりもしていた。

しかし、これは後に「おあいそ」というのは「店に愛想が尽きた」といったような失礼な表現だと知って恥ずかしくなった。

どのようにして「大将おあいそ!」といった言葉を覚えたのかは記憶が定かではない。

もし、ワシに「おあいそ!」を教えたヤツがおるなら殴ってやろうと思う。

おそらくだが、当時居酒屋に勤務していた鉄肝会・副会長のヤローがカッコつけて言ってたような気がする。

今度会ったら無言で数発殴ろう。

 

 

【オススメの飲み方 】

   生:

 ロック:

 水割り:

お湯割り

   

【総合評価】星5段階評価

  評価:★★

 レア度:★☆

  麦度:★★

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長)

 

 

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コメント: 2
  • #1

    副会長 (金曜日, 06 12月 2019 10:21)

    お酒を飲みはじめた当時の回顧から大人への憧憬の念溢れる銘レビューですな◎
    「おあいそ」の本来の意味を初めて知った。俺言ってたっけ?みんな言いよったよ!艶に「チェック」言いながら両人差し指で×印作るよりよかろーもん!

  • #2

    会長 (金曜日, 06 12月 2019 10:46)

    >副会長 様

    言っていましたね。
    次回会ったとき、突然数ヶ所痛みが走るしれません。
    しかし、それは居酒屋の大将の痛みでもあり、ワシの痛みでもあるのです。