焼酎名:匠の華(たくみのはな)
度数:30度
原材料:さつまいも・麦、米麹
麹:白麹
蒸留:減圧、常圧
製造元:白露酒造株式会社
◆【焼酎について】◆
「匠の華」は鹿児島県指宿市の焼酎。
見た目から分かるように、白露酒造さんのちょっと高級な焼酎。
何が高級な感じかは、裏ラベルから読み取れるので以下に転載してみよう。
(裏ラベルの説明を転載)
選び抜かれたさつまいもを一個一個丁寧に厚く皮をむき、開聞山麓水系の清冽な天然水で仕込みました。
さつまいもの外層部には蛋白質や脂肪、灰分が多いため、大胆に除去し、中心部の旨味部分だけで造った吟醸焼酎です。
芳醇な香りとコクのあるまろやかな風味を醸し出しておりますのでご賞味ください。
このように書いてある。
気になるワードが「吟醸焼酎」。
何となくイメージは分かるが、とりあえず飲んで実感してみよう。
■香り■
華やかで品のある甘い香りがする。
■生■
アルコール度数が30度あるせいか初めは少し辛さがある。
その後、ゆるやかに甘辛い味に変わる。
■ロック■
ギュっと濃縮されたようなスッキリとした芋の旨味がある。
芋の味が強いのではなく、旨みの詰まった爽やかな味。
■水割り■
爽やかでキレと旨みのある味。
■お湯割り■
爽快でやや辛口な味。
とっても上品で芋の香りはやや控えめ。
◆【感想】◆
見た目通り、上品な味の焼酎だった。
コクのあるスッキリ爽やか系。
ラベルに書いてあった気になるワード「吟醸焼酎」。
日本酒を仕込む際に米を磨くように、芋の中心部のみを使って仕込んだからなのね。
的確な表現ですなあ。
そして、なんとも贅沢な仕込みかたの焼酎だ。
価格は四合瓶で2500円くらいなので、結構値段的には高い。
かなり高いぞ。
写真では分からないが、実は販売時は高いなりの装いで販売されているのだ。
瓶は写真のようにかけ和紙と紐で丁寧に包まれて、さらに立派な筒状の化粧箱まで付いている。
外装にもお金を掛けて造られているので、仕方ないのだろう。
まぁ、その分の高級感は感じることが出来るので、贈り物や特別な日に飲むのにはいいかもしれない。
ラベルの色といい、「華」という文字も上手に高級感を演出している。
なんともエレガント!
原料に麦も少し使われているようで、芋感が和らげられている。
これまたエレガント!
ワシはNOエレガント!!
たまにはこんな贅沢な焼酎もいいですなあ。
【オススメの飲み方 】
生:〇
ロック:◎
水割り:◎
お湯割り:△
【総合評価】星5段階評価
評価:★★★
レア度:★★★☆
芋度:★★
(※★1点、☆0.5点)
※個人の感想です。
(レビューした人:会長)
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