焼酎名:金兵衛(きんべえ)
度数:25度
原材料:白豊芋・米麹(国産米)
麹:白麹
蒸留:常圧
製造元:種子島酒造株式会社
◆【焼酎について】◆
「金兵衛」は鹿児島県西之表市の焼酎。
鉄砲伝来で知られる種子島の北部で造られている。
裏ラベルに蔵の焼酎造りなどについて書いてあるので以下に転載してみよう。
(裏ラベルの説明を転載)
「甘藷」と呼ばれる食物が遠く琉球王朝から種子島に届けられたのは一六九八年・それからおよぞ三百年…
その歴史を大切に踏襲しながら四つのこだわりを念頭に焼酎を造り続けています。
土づくり、芋づくり、水へのこだわり、そして焼酎づくり。
種子島酒造の焼酎の原料は種子島でしか取れない三種類の芋 種子島紫芋・安納芋・白豊芋を島内の自社直営農園にて育み、一〇〇%使用してつくられています。
さつまいも伝承の地にありし芋への思いを込め伝承される焼酎となってお届けしたいと思います。
このように書かれている。
「金兵衛」で使用されているのは、上記の三種類の芋のうちの「白豊芋」。
白豊芋を使用した銘柄は、そこまで多くはないと思う。
いったい、どんな味に仕上がっているのか、飲んでみようかね。
■香り■
独特の甘酸っぱい感じの香りがする。
■生■
甘さ辛さ、酸味もある独特な味わい。
■ロック■
甘酸っぱい強めの味が口いっぱいに広がる。
ややクセのある味のように感じる。
■水割り■
甘酸っぱさが良い具合に和らいで、爽やかな味になっている。
口当たりも非常にまろやか。
■お湯割り■
まろやかで、芋の味を一番心地よく感じる。
やや甘酸っぱい味はあるが、お湯割りでは華やかに感じられる。
◆【感想】◆
白豊芋が原料なので黄金千貫を使用した焼酎とは、ひと味違う味わいだった。
飲み方次第で味の感じ方が大きく異なるタイプなので、なかなか楽しめた。
白豊芋が原料の焼酎は、あまり飲み慣れていないが、面白い味だと思う。
個人的には、水割りとお湯割りは美味しくてオススメだと思う。
独特の甘酸っぱい感じの味は好みが分かれるかもしれない。
ハマる人は結構ハマるのではないだろうか。
ちなみに焼酎名の「金兵衛」は、日本国内で最初に鉄砲を造った「八板金兵衛清定」に由来するそうだ。
やるな「金兵衛」。
話は大きく変わるが、ワシは「金兵衛」ではなく、実のところ「スケベエ」だ。
これは今まで誰も知らなかったであろう、衝撃のカミングアウトだ。
生まれた時には、なんと既に股間に「鉄砲」が伝来していた。
そして、思春期頃には「黄色」と「白」2種類の弾丸を打ち分けられるようにもなっていた。
その頃から白い方の弾丸を「(種)子島」と呼んでいる。
【オススメの飲み方 】
生:〇
ロック:〇
水割り:◎
お湯割り:◎
【総合評価】星5段階評価
評価:★★★
レア度:★★★☆
芋度:★★☆
(※★1点、☆0.5点)
※個人の感想です。
(レビューした人:会長)
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