焼酎名:天狗櫻 スズホックリ(てんぐざくらすずほっくり)
度数:30度
原材料:スズホックリ・米麹
麹:黒麹
蒸留:常圧
製造元:有限会社白石酒造
備考:2018年謹製
◆【焼酎について】◆
「天狗櫻 スズホックリ」は鹿児島県いちき串木野市の焼酎。
白石酒造の代表銘柄・天狗櫻の「試験醸造品」。
そのため、流通量としては非常に製造数が少ない。
この焼酎は、流通量の少なさとラベルにほとんど記載がないため情報が非常に少ない。
今のところ、酒屋の大将に聞いた情報のみだ。
その情報によると、スズホックリとは芋の種類だそうだ。
芋に詳しいわけではないが、初めて聞く種類の芋だ。
何でも紅芋の系統らしいが詳しくはよく分からなかった。
とりあえず、飲んでみるしかないな。
では、さっそく。
■香り■
華やかで甘く上品な香りがする。
■生■
濃厚な甘さ、香ばしさ旨味、そしてやや酸味がある。
アルコール度数が30度なので、やや刺激がある。
■ロック■
とても香ばしく、ほどよい甘みのある味。
■水割り■
まろやかでハチミツのような甘みがある。
ほんのり香ばしく、飲み飽きしない味。
■お湯割り■
とても甘い香りが立ち昇る。
味自体も甘みと旨みが際立っている。
◆【感想】◆
なかなか面白い味の焼酎だった。
アルコール度数が30度とやや高めだったせいか、割ったほうが飲みやすかった。
個人的にはお湯割り、水割りがとても美味しく感じられた。
お湯割りは、甘い香りを立ち昇らせ、非常に甘みがあるのが印象的だった。
味の濃い食事と一緒に飲みたいほどの濃厚さだ。
ちなみに酒屋の大将のオススメは炭酸割りだった。
せっかくなので、炭酸割りも飲んでみたが…。
ワシが炭酸割りに慣れていないせいか、上手く表現できない味だった。
一応、表現すると酸味が増して爽やかな味。
…てな感じかな。
それはそうと、実はワシは白石酒造さんの「天狗櫻」のファンなのだ。
そのため、この蔵の焼酎には、とても興味がある。
昨年飲んだ、同じ天狗櫻の試験醸造品「天狗櫻 南果」も独特な味で印象に残る味だった。
この「天狗櫻 スズホックリ」も独特の色を出していて、ワシを楽しませてくれた。
しかし、ワシとしては「天狗櫻 南果」のほうが好みだった。
それには、ちょっと理由がある。
まず1つ目に「天狗櫻 南果」のほうが万能な飲み方が出来たこと。
2つ目に値段が大幅に「天狗櫻 スズホックリ」のほうが圧倒的に高いのだ。
なんと720mlで2700円くらいだ。
いくら何でも、高すぎやろ…。
「天狗櫻 南果」と値段が同じくらいなら評価はもう少し変わったかもしれない。
もしかしたら、スズホックリなる芋が稀少で高価なのかもしれない。
もしかしたら、この芋で焼酎を造るには、ちょっと難しい工程が必要なのかもしれない。
…などと、いろいろ想像してみたりしている。
誤解の無いように言うが、とても美味い焼酎であることは間違いない。
ちょっと価格が高いと思うだけ。
んー、軽く愚痴になってしまっていかんな。
ちなみにワシは白石酒造さんの「天狗櫻」のファンってことは間違いないです。
【オススメの飲み方 】
生:〇
ロック:〇
水割り:◎
お湯割り:◎
【総合評価】星5段階評価
評価:★★★★
レア度:★★★★☆
芋度:★★★☆
(※★1点、☆0.5点)
※個人の感想です。
(レビューした人:会長)
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岸田輝恵 (土曜日, 15 1月 2022 23:49)
こちらで質問させていただいて良いか分からないんですがお尋ねいたします。
白石酒造さんのスズホックリその2 京都での販売店を探しています。
とあるお店で飲んで販売店を聞いたのですがお店を間違ってしまいどこで販売されているか不明になりました。
京都市内で販売店ありましたらお教えください。
よろしくお願いいたします。
岸田輝恵 (日曜日, 16 1月 2022 00:44)
送信した後でblogだと気がつきました。
コメント欄に記載してしまい申し訳ありませんでした。
失礼いたしました。
会長 (日曜日, 16 1月 2022 00:48)
>岸田輝恵 様
コメントありがとうございます。
せっかくのお尋ねですが、当方は九州地区在住のため京都での販売店については分かりかねます。
ですが、そういう場合は製造元である白石酒造さんに直接電話して京都での「特約店」を尋ねられるとよいかと存じます。
㈲白石酒造
TEL0996-36-2058
お探しの焼酎が見つかるといいよいのですが…