焼酎名:Mahler(マーラー)
度数:30度
原材料:紅ハルカ・米麹(国産米)
麹:白麹
蒸留:常圧
製造元:農業法人 八千代伝酒造株式会社
◆【焼酎について】◆
「Mahler」は鹿児島県垂水市の焼酎。
八千代伝酒造さんは2018年1月に「農業生産法人」の認可を取得。
その八千代伝酒造さんの「活動」をテーマにしたFarmer's bottleの第2弾。
「Mahler」についての詳しい説明は、下記に裏ラベルから一部転載。
(裏ラベルの説明を転載)
本作の主原料サツマイモ(紅ハルカ)は、全量自社栽培でかつ、
全量特定栽培(減農薬及び除草剤・殺虫剤不使用)です。
将来的に原料すべてにおいて、オーガニックを目指していく「先鋭的な」ボトルです。
栽培負担が大きいため、限られた畑のみで栽培していきます。
毎年ごとに原料栽培や醸造面を追求し、毎年ごとの味わいを楽しんでいただきたいと存じます。
四代目 八木健太郎
このようにラベルに書いてある。
原料の生産から醸造まで、強いこだわりを感じる1本。
さっそく、開栓してみよう。
■香り■
甘い芋の香りの中に、何とも言えない華やかさがある。
■生■
甘く風味の強い芋の味を感じた後に、キレのある辛さが追いかけてくる。
■ロック■
濃厚なコクと芋の甘みを感じるが、後半はスッキリ爽やかな辛口に変わる。
■水割り■
柔らかな舌触りと華やかな香り。
優しくスッキリした芋の甘みが広がる。
水割りにしては輪郭のハッキリした味わい。
■お湯割り■
香ばしい芋のコクと立ち昇る華やかな香り。
口に含んですぐはやや甘いが、後半は辛口。
◆【感想】◆
とても大人な味わいの焼酎だった。
アルコール度数が30度なので、やや強く感じるが香りの華やかさは抜群。
味わいは濃厚な甘さと後から強く追いかけてくるようなキレのある辛さが特徴的だった。
印象的にはかつて飲んだ八千代伝酒造さんの「Crio」が進化したような味にも感じた。
さすが八千代伝酒造さん。
他とはどこか違う焼酎を造ってくるな。
焼酎の味もだが、焼酎名やラベルからして一線画した商品だ。
一見して、これが焼酎のボトルとは普通は思わないだろう。
ワインなどの洋酒にしか見えない。
なんと言うオシャレさ…。
ちなみに焼酎名は、作曲家・指揮者として活躍したグスタフ・マーラーという人物の名前からだそうだ。
そして、この焼酎の化粧箱の中には1枚のカードが添えられていた。
そのカードには、グスタフ・マーラーの言葉がこう記されていた。
「伝統とは灰を崇拝することではなく炎を絶やさないことである」
何やら深いメッセージが込められた言葉のようだ。
んー、正直言って分からん…。
言葉の意味は分からんが、とにかく凄い自信だ!
きっと、いろいろな人生経験を積んだ人には分かるのだろう。
いつかワシにも分かる日が来るだろうか…。
いろんな意味で忘れることの出来ない焼酎だった。
「Mahler」…。
「Mahler」…
「マーラー」…「まーらー」…。
!?
「魔羅」!!
アルゼンちんの英雄、魔羅ドーナは語り継がれる、伝説の5人ヌキ。
ワシは、自慰コ監督で1人ヌキ。
【オススメの飲み方 】
生:〇
ロック:〇
水割り:◎
お湯割り:◎
【総合評価】星5段階評価
評価:★★★★
レア度:★★★★
芋度:★★★☆
(※★1点、☆0.5点)
※個人の感想です。
(レビューした人:会長)
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