晴耕雨読(せいこううどく)Blog#91

芋焼酎:晴耕雨読の画像
芋焼酎:晴耕雨読

焼酎名:晴耕雨読(せいこううどく)

 度数:25度

原材料:黄金千貫・米麹(国産米)、米(国産)

  麹:白麹

 蒸留:常圧

製造元:有限会社佐多宗二商店

 

 

◆【焼酎について】◆

「晴耕雨読」は鹿児島県南九州市の焼酎。

一昔前の焼酎ブームの頃から全国的な知名度が高くなった。

この焼酎が造られているのは、南九州市の頴娃町という日本でも有数のさつま芋の産地だ。

原料の芋には、もちろん地元産の黄金千貫を使用し、蔵内に湧き出る上質な地下水で仕込まれている。

この焼酎の大きな特徴としては、白麹で仕込みの芋焼酎に少量の米焼酎がブレンドされていること。

米焼酎をブレンドすることにより、スッキリとした味に仕上げられている。

芋焼酎の分類としては、比較的珍しいタイプになる。

「晴耕雨読」は2000年代前半の焼酎ブームの頃から、ラベルデザインを取ってみても異彩を放っていた。

どこかスタイリッシュで都会的な印象だった。

かなり昔に飲んだが、正直なところ味の記憶が曖昧になっている。

どんな味だったか、改めてテイスティングしたみたいと思う。

では、さっそく開栓。 

 

 

■香り

芋らしい香りがするが、少し尖ったアルコール臭がする。

 

芋の甘い風味の後に刺激のある辛口が追いかけてくる。

 

ロック

マイルドな飲み口で、程よい芋の風味を感じる。

飲み始めは甘みを感じるが、後から渋みのような味がしばらく舌に残る。

 

水割り

優しい芋の風味がするが、後味はロック同様に渋みのような味がする。

 

お湯割り

スッキリして、とても上品な味わい。

お湯割りにすると、芋の風味と僅かに米の風味を感じる。 

 

 

◆【感想】◆ 

米焼酎をブレンドしているだけあって、スッキリとした味わいで美味しかった。

芋の風味を感じさせながらも、ちょっぴり辛口で渋みのある独特な味。

どちらかと言えば、芋焼酎が少し苦手な方のほうが飲みやすいタイプのように思う。

逆にどっしり系の芋焼酎好きには、やや物足りないかもしれない。

好みや気分次第で、飲み手を選ぶタイプの焼酎だろう。

そういう意味でも個性的かな。

ちなみに焼酎名の「晴耕雨読」とは、どういう意味なのか調べてみた。

 

【晴耕雨読】

・晴れた日は、田畑を耕し、雨の日は、読書にいそしむこと。(学研 四字辞典熟語)

 

このように書いてあり、見たまんまの意味だった。

なるほど、娯楽の少なかった昔の農家の人々の暮らしは、こんな感じだったのか。

 

…晴耕雨読か…。

 

興味ないと思うが、ここでワシの暮らしを一部紹介しようと思う。

 

・晴れた日も、雨の日も、『秘め事』にいそしんでいる。

 

いつも通りのワシだ。

そんなワシから放出される「秘密のエキス」に名前を付けようと思う。

 

「性交有毒(せいこううどく)」。

 

どうだろう?

 

(※「性交有毒」は、焼酎の「晴耕雨読」とは一切関係ありません。) 

 

 

【オススメの飲み方 】

   生:

 ロック:

 水割り:

お湯割り:     

 

【総合評価】星5段階評価

  評価:★★★

 レア度:★★★☆

  芋度:★★

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長)