甚七(じんひち)Blog#89

芋焼酎:甚七の画像
芋焼酎:甚七

焼酎名:甚七(じんひち)

 度数:25度

原材料:黄金千貫・米麹(国産米)

  麹:黒麹

 蒸留:常圧

製造元:有限会社大山甚七商店

 

◆【焼酎について】◆

「甚七」は鹿児島県指宿市の焼酎。

大山甚七商店は明治8年、初代の「甚七」という方により創業された蔵。

その名を冠した蔵の看板商品の一つだろう。

焼酎については裏ラベルに記載があるので転載したいと思う。

 

(裏ラベルの説明を転載) 

夕日のきれいな宮ヶ浜から滾々と湧き出るミネラル豊富な地下天然水と、焼酎の原点である黒麹、

そして南薩摩で取れた新鮮な堀たてのさつま芋(黄金千貫)だけを使用し、

初代甚七から代々受け継がれてきたかめ壺で仕込み、小型の常圧蒸留器で丁寧に仕上げました。

風味は焼き芋のように香ばしく、黒麹特有の軽快な甘味ときめ細かい旨味の深さがありながら、すっきりとした

切れの良さが特徴です。

ストレート、ロック、はもちろん、お湯割りは伸びがあるふくよかな味わいが楽しめます。

 

このように書いてある

蔵のプロが言うのだから間違いないだろう。

しかし、味覚は人それぞれ!

ということにして、実飲して検証してみましょうかね。 

 

 

■香り

芋の甘く豊かな香りと微かなアルコール臭がする。

 

濃厚で深みのある黒麹のコクと甘みがある。

 

ロック

黒麹特有の軽快な甘味ときめ細かい旨味の深さがある

 

水割り

元々の濃厚な味なので割っても風味が崩れない。

飲みやすさだけなら水割りが一番。

 

お湯割り

香り、甘み、旨み、芋の風味が一層増した伸びのある味。

 

 

 ◆【感想】◆

蔵の造り手が言う通りの味わいだった。

さすが、焼酎造りのプロ達ですな。

いやね、時々焼酎のラベルに書いてあるオススメの飲み方がワシに合わない時があるのだ。

それは、人それぞれの味覚の違いや地域性なども関係あるんだろうな思っている。

この「甚七」は書いてある通りにピタッと合う味だったので、何だか嬉しい。

10年ほど前に飲んだ時からお気に入りではあったが、それを再確認できた。

どの飲み方でも安定したコクのある旨さなので、そう簡単には忘れない。

以前、この蔵の「別の焼酎」も紹介したが、ワシの口には合うようだ。

酒蔵見学が可能な蔵のようなので、鉄肝会の旅で指宿に行った際には立ち寄ってみたい。 

 

 

【オススメの飲み方 】

   生:

 ロック:

 水割り:

お湯割り:     

 

【総合評価】星5段階評価

  評価:★★★★

 レア度:★★★

  芋度:★★★☆

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長)